サッカー韓国代表、屈辱の“最長無冠王”だったことが判明…棚上げにしてユーロを総評した元監督にグサリ

2024年07月17日 スポーツ #サッカー
このエントリーをはてなブックマークに追加

スペインの優勝で幕を閉じたユーロ2024。熱気冷めやらぬなか、韓国が「メジャー大会無冠の最高峰」だと報じられて話題だ。

【写真】“中国発”のソン・フンミン合成写真に韓国激怒

7月15日(日本時間)に行われたユーロ2024決勝戦は、スペイン対イングランドという好カードに。フィル・フォーデン(24、マンチェスター・シティ)、ジュード・ベリンガム(21、レアル・マドリード)、ハリー・ケイン(30、バイエルン・ミュンヘン)などのタレントを擁していたイングランドだが、大会を通して低調だった。

反面、スペインはニコ・ウィリアムズ(22、アスレティック・ビルバオ)、ラミン・ヤマル(17、バルセロナ)ら若手が期待通りの活躍を見せて2-1でイングランドを撃破。史上最多となる4度目の優勝カップを掲げた。

イングランドは2大会連続準優勝という結果となり、1966年のイングランドW杯以降から続く、メジャー大会無冠記録を継続することとなった。

そんななか、元サッカー韓国代表監督のユルゲン・クリンスマンは16日、英メディア『ザ・サン』を通じてユーロ2024を総評。今大会、同メディアのコラムニストとして活躍したクリンスマンは、イングランド代表を以下のように評している。

ハリー・ケイン
イングランド代表のハリー・ケイン。写真は2022年撮影(写真提供=OSEN)

まず、「私は、イングランドが最初から前線からのプレスと攻撃性を示しながらスペインを苦しめて驚かせたらどうだっただろうかと思う。スペインは今大会、すべての試合で勝利した。彼らを緊張させ、不安にさせる必要があった。スペインの選手たちは、とても自信が安定していた」とし、「スペインはイングランドよりも技術面で優れていた。もしも不安にさせたなら、情熱と自信を奪うことができる。スペインは今大会でそのような挑戦を受けたことがない。しかも、先に1ゴールを奪われれば体力的な面で大きな代価を払うことになる。戦略的に不足していた」と説明。

そして、「イングランドの考えは正しい位置になかった。彼らに勝つという確信が必要だった。イングランドが世界最高のチームの一つであることは誰もが知っている。スペインを圧倒するチャンスがあった。イングランドが3バックを使おうが、4バックを使おうが、重要なのは戦術ではなく心構えだったと思う」と主張したのだった。

韓国の屈辱的なデータ

クリンスマンが“無冠継続”のイングランドをこのように評した一方で、耳が痛いデータも出ている。 

英『スカイスポーツ』は16日、「韓国はイングランドよりも長い時間、無冠記録を維持している」と報じ、メジャー大会での優勝から、“トロフィー不足”を最も長く経験している上位10カ国の名前を公開した。

ここで1位に輝いたのが、お隣の韓国。1960年のアジアカップで優勝して以来、64年間も優勝トロフィーを獲得できていないのだ。

ユルゲン・クリンスマン、ソン・フンミン
韓国代表監督時代のクリンスマンとソン・フンミン(写真提供=OSEN)

直近で言うと、クリンスマン監督の下で出場した2024カタール・アジアカップだ。韓国はソン・フンミン(32、トッテナム)、キム・ミンジェ(27、バイエルン・ミュンヘン)、イ・ガンイン(23、PSG)といったビッグクラブ所属選手を招集して挑んだが、クリンスマン監督は優勝に導くことができなかった。

その結果、韓国は64年間、メジャー大会の優勝カップを持ち上げることができず、記録を更新し続けている状況だ。

もちろん、ヨーロッパとアジアではレベルが違うため、同じ評価を下せるわけではない。ただ、クリンスマンは自身の失敗を棚に上げてイングランドの問題点を指摘していることは間違いない。

(記事提供=OSEN)

【写真】韓国を虜にした日本代表の美女サポーター

【画像】韓国2部でプレーしていた“木下優樹菜の恋人”、引退は現地でどのように報じられたのか

【写真】日本代表に肘打ち…消えた韓国代表選手3選

前へ

1 / 1

次へ

RELATION関連記事

デイリーランキングRANKING

世論調査Public Opinion

注目リサーチFeatured Research