現在開催中のパリ五輪でミスが相次いでいる。
フェンシング男子サーブル個人で金メダルを獲得したオ・サンウク（27）の名前を“誤表記”したことで物議を醸している。
オ・サンウクは7月28日（日本時間）、フェンシング男子サーブルの個人決勝で、チュニジア代表のパレス・ペルザニを15-11で下し、今大会、韓国勢初の金メダルを獲得した。
ただ、試合後に予想だにしなかった議論が発生。パリ五輪の公式SNSは、オ・サンウクのを「オ・サング」と間違って表記したのだ。同アカウントは英語とフランス語で「オ・サンウクがオリンピックチャンピオンだ！韓国の優勝！」と祝福コメントを残したのだが、どちらも「Oh Sanguk」ではなく「Oh Sangku」と表記するミスを犯していた。
パリ五輪での問題はこれだけではない。開会式では韓国選手団が遊覧船に乗って入場すると、韓国ではなく「北朝鮮」と2度も繰り返し叫んだ。オリンピックという世界的な大会の地位に相応しくない、滑稽かつ不快なミスだった。
紹介ミスが注目を集めると、IOCは韓国語の公式SNSで謝罪。しかし、これでは批判は止まらず、トーマス・バッハ国際オリンピック委員会（IOC）委員長が、韓国の尹錫悦（ユン・ソンニョル）大統領に電話して謝罪するまでに至った。
バッハ会長は「発生した事故に関しては弁解の余地がなく、IOC、2024パリ五輪組織委員会、放送関係者など、すべての関係者に代わって深い謝罪の言葉を申し上げる。大統領が謝罪を受け入れることをお願いする」伝え、IOCは韓国の文化体育観光部、大韓体育会に公式謝罪書を送付する予定だ。
（記事提供＝OSEN）
前へ
次へ
