スピード違反の取り締まりに繰り返し引っかかったことに腹を立てた男が、警察署に車で突っ込んだ。
6月24日、全羅南道(チョルラナムド)の順天(スンチョン)警察署は、特殊建造物侵入および特殊公用物損壊の容疑で40代男性Aに対し、拘束令状を申請したと明らかにした。
Aは23日午後8時23分頃、SUV車を運転して順天署の建物に突っ込んだ疑いが持たれている。当時の署内の防犯カメラ映像には、Aの車がガラス製の正面入口を突き破り、建物内部の壁に衝突してようやく停止する様子が映っていた。幸いにも、死傷者は発生していない。
現行犯逮捕されたAは、警察の取り調べに対し「スピード違反の取り締まりカメラに何度も引っかかり、腹が立ってやった」と供述。実際、Aは今年に入ってすでに10回以上もスピード違反で摘発されていたことが分かっている。
警察は今後、Aの供述内容と防犯カメラ映像などをもとに、動機の妥当性や計画性の有無などを慎重に調査する方針だ。
(記事提供=OSEN)
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