新型コロナウイルスの感染状況も落ち着き、以前と同じような日常も大部分戻ってきた。
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それによって行動の自由度が増すのはいいことだが、すべてがプラスに転じるわけではない。人流が増えることで思わぬマイナス要素も発生しているのだ。
5月25日、ソウル交通公社は飲酒と関連した地下鉄内での事故の危険性を知らせるイベントを実施した。というのも、韓国では自粛明け以降から地下鉄内での飲酒事故が急増しているからだ。
顧客センターによると、電車内での苦情受付件数は現時点で2469件。前年の同期間(1997件)に比べ23.6%も増加したという。
また、駅の職員や地下鉄警察が乗客から暴行・暴言を受けるケースも増えており、これまでに泥酔状態による暴力件数はすでに36件を記録している。
これは2020年の54件、2021年の73件、2022年の109件と比べても、非常に早いペースでトラブルが増加していることを示している。
また、ホームでのたばこを吸ったり、7人席を2人の高齢者が独占したりするなど、5月だけでも大きなトラブルが頻発している。
こうした状況に、韓国ネット民の間では「いまの我が国は道徳や教養が感じられない国になってしまった」「中国人じゃないのか」「恥ずかしい人間が多すぎる」など、多くのバッシングが上がっていた。
多くの人が利用する電車だけに、最低限のマナーは持ち合わせて欲しいものだ。
(文=サーチコリアニュース編集部)
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