結婚式のご祝儀相場、あなたならいくら包む?【韓国編】

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友人や知人の結婚式に招待された時、気になるのがご祝儀をいくら包むかということだ。

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インターネット上で軽く調べてみても、「3万円」を相場にしているサイトが大半だった。なぜ「3万円」なのかというと、披露宴にかかる費用は一般的に1人当たり、およそ1万5000円~2万5000円がかかるそうだ。そこで、コストを2万円と想定して、1万円をお祝いの気持ちに計算するのが妥当なようだ。

このように、日本での相場は「3万円」だが、お隣・韓国はどうだろうか。

韓国の結婚情報会社カヨンは4月~5月に未婚の男女227人(男性105人、女性122人)を対象に、ご祝儀決定基準に関する調査を実施した。

その結果、未婚男性は「5万ウォン(約5000円)」(39.4%)が適正とする人が最も多く、「3万ウォン(約3000円)」(32.9%)、「10万ウォン(約1000円)」(12.5%)、「10万ウォン以上」(7.9%)・「その他」(7.3%)などがその後に続いた。

未婚女性の場合も似たような結果となり、「5万ウォン」(35.3%)、「3万ウォン」(30.7%)、「10万ウォン」(13.9%)、「10万ウォン以上」(13.5%)、「その他」(6.6%)という結果となった。

また、こうしたアンケート結果とは別に、最近では韓国内でのご祝儀相場が微増する気配もあるという。それは、コロナ禍の現状で、結婚式に人数制限を設けられた結果だ。参席できない心苦しさから気持ち多めに渡したいという人も増えて、「5万ウォン」や「10万ウォン」を包む人が増えている。

時代の変化に応じて結婚式でのご祝儀金額も変動する。ある調査によると、韓国では1994年では「3万ウォン以下」が84%だったが、2005年には「3万ウォン」と「5万ウォン」が過半数を占めるようになった。2013年には「5万ウォン」が約70%となった。その後は「3万ウォン」が主流だったそうだが、自粛要請に伴い「5万ウォン」「10万ウォン」が増えているようだ。

新型コロナウイルスの感染が緩やかに落ち着き始めただけに、こうした相場はまた下がる可能性があるだろう。

 

文=サーチコリア編集部

 

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