このアンケートによると、回答者の79.6%が韓国国内にカフェが「多すぎる」と回答したという。そのほかは「妥当」が15%、「まだ足りない」が5.4%と続いた。
実に80%近い人たちが、カフェが「多すぎる」と感じているのだ。
実際、韓国では街並みを見回すと、カフェの隣にカフェがあるというのが普通の光景である。
韓国国税庁の統計によると、2022年6月基準で韓国全土のコーヒー専門店は計9万463店舗で、前年比1万2920店舗増えている。
ただ、2~3年前と比較したカフェの利用頻度を問うと、「同じくらい」という回答が48.8%で、「増えた」が33%、「利用頻度が減った」が14.2%、「よく分からない」が4.1%と続いていた。
この結果を受け、韓国のネット上では「もう飽和状態だ」「利用客より店舗が多いので、売り上げは減り、潰れる店がより増えるだろう」「好きなときにコーヒーを飲めるのは素晴らしいと思うけどな」など、多くの意見が飛び交っていた。
脱サラでカフェを開く人も多い韓国。確かに、本格派を目指さないのであれば元手や技術は多く必要ないかもしれないが、そもそもライバル店が多すぎるという事実から目をそらしすぎではないだろうか…。
(文=サーチコリアニュース編集部)