調査内容は韓国国民の今年の夏休み計画に関するもので、休暇先や同伴者、一人当たりの平均旅行支出経費などが問われた。
アンケートの結果、2023年の夏休み期間に海外旅行に行くという回答者の割合は全体の38.1%で、昨年の同期間(15.5%)と比較しておよそ2倍以上に増加した。
旅行先としては東南アジアと日本が多く、ベトナム・ダナン(6.2%)、タイ・バンコク(5.5%)、グアム(4.9%)、日本・東京(4.9%)、日本・大阪(4.6%)の順で、飛行時間6時間以内のフライト先が人気を集めた。
また、海外旅行の同伴者は家族・親友が58.3%で最多。次いで友人・恋人が25.1%、一人が14.3%、職場の同僚が1.3%だった。旅行先で最も優先したい活動では「食品観光(20.8%)」が人気だった。
もっとも、旅行業界の活発化に喜ぶ声がある一方で、一部では悲観的な声も上がっている。
実際、韓国ネット民の間では「休みすらない会社も多いのに」「現実的に考えて、庶民が海外旅行には行けない」「他の国の話のように感じる」など、不景気により、気軽に旅行できる人が多くいることに疑問の声が挙がっていた。
待ちに待った夏休み。気軽に海外旅行を楽しみたいところだが、懐事情を考えると簡単にはいかないようだ。
(文=サーチコリアニュース編集部)