近年、若者を中心に違法薬物による検挙者が増えている。特に、SNSの発展によって以前より入手ルートが増えたことも大きいだろう。
こうした薬物犯罪の増加は韓国も同様だ。
昨年12月18日、韓国警察庁は同年8月1日から11月30日までに麻薬類犯罪集中取り締まりを実施し、5523人を検挙、このうち836人を拘束したと明らかにした。
なお、同年11月までに、韓国では違法薬物犯罪による検挙人員が1万7152人を記録した。これは歴代最多検挙を達成した昨年(1万2387人)と比べて38.5%増加した数字だ。
韓国でもやはり、SNSやダークウェブ、海外とのオンライン取引などの手段が増えたことで、若者の麻薬入手が容易になったことが原因と考えられる。実際、10代~30代の犯罪の割合は67.6%、3735人にまで達したという。
こうした結果に、韓国国内では「販売した人間は強固に罰するべき」「これも国に未来を感じないから」「重い処罰を望みます」など、様々な意見が上がっていた。
違法薬物は人生を狂わせる。違法薬物を手に入れるために窃盗や強盗などの犯罪が起こりやすくなり、人間関係の崩壊や社会秩序の破壊などにも繋がる。興味本位で手を出してはならない。
(文=サーチコリアニュース編集部)
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