店頭で買った食品を疑いながら食べる人は少ないだろう。
ただ、人のすることだけに完璧というわけではなく、異物混入を訴える声も度々聞こえる。
しかし、最近では「本当に入っていたのか?」「SNSで目立つための自作自演では?」というようなことも起きている。
実際、お隣・韓国で起きた、ある異物混入騒動が物議を醸しているのだ。
7月9日、あるオンラインコミュニティには「冷凍肉を食べたら結束バンドが出てきた」というタイトルの投稿がされた。投稿者によると、コンビ二で販売している冷凍サムギョプサルを購入してレンジで温めて食べたところ、口内に刺すような感触がしたという。
投稿者は「骨かな?」と思い何度も咀嚼したが噛みきれず、最終的に吐き出したところ、長さ8cmほどの結束バンドが出てきたというのだ。
投稿者はすぐにメーカーに抗議電話を入れたが、謝罪の言葉もなく、「生産工場に問い合わせる」という言葉のみで、追っての連絡がなかったと続けた。
こうした対応に韓国ネット民の間では、「対応の仕方がひどすぎる」「もし飲み込んでいたら、どうなっていたのか」「もう我が国の食べ物が信じられない」など、怒りの声を上げる人が多かった。
一方で、「現実的にそれほどの大きさの結束バンドを口に入れたというのが納得いかない。金銭要求のための自作自演では?」「骨だと思ったという部分から信憑性が薄れている」「長さが1~2cmというなら信じられるけど、8cmのものを口に入れたって?」など、投稿者に疑問を投げかける声も後を絶たなかった。
実際のところ真実は投稿者にしかわからない。しかし、自作自演だったとしても、それを証明する手立ては難しい。
間違ったことに抗議するのはいいが、悪質クレーマーにならないよう気をつけなければならない。
(文=サーチコリアニュース編集部)
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