人間の首に噛みつく「ゾンビ麻薬」が韓国で蔓延 密売組織を一斉摘発!押収された驚きの量

2025年05月03日 社会
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過剰摂取により人の首に噛みつくなど、凶暴化を引き起こすことで“ゾンビ麻薬”と悪名高い違法薬物が、韓国国内で流通していたことが明らかになった。

【注目】「麻薬に無縁」はもはや過去の韓国

これを密売していた外国人グループが警察に摘発され、衝撃が広がっている。

5月2日、韓国警察の発表によると、ソウル・瑞草(ソチョ)警察署は麻薬類管理法違反の疑いで、ウズベキスタン国籍の首謀者Aを含む5人を検挙。このうち4人を逮捕・拘束しており、残る1人は海外に逃亡していることから、国際刑事警察機構(インターポール)を通じて国際手配されているという。

薬物
イメージ(写真=Pexels)

問題の薬物「メフェドロン」は、ロシアやウクライナ、カザフスタンなどで覚醒剤の代替品として出回っている合成麻薬。大量摂取により、映画に登場するゾンビのように奇怪な行動を取ったり、人間の首に噛みつくなど、重度の錯乱状態を引き起こすケースもあるため、“ゾンビ麻薬”との異名で恐れられている。

今回摘発された容疑者たちは、ウズベキスタン、ロシア、ウクライナなどの国籍を持つ外国人。首謀者とされるAは、匿名性の高いSNS「テレグラム」上で麻薬の流通チャンネルを運営し、密売人や運搬役を募集。主に韓国に滞在する中央アジア出身の外国人を対象に、薬物を売りさばいていたとされる。

警察は、2023年2月に国家情報院から関連情報の提供を受け、捜査を開始。その後、瑞草警察署の麻薬捜査チームと国家情報院が1年以上にわたって共に捜査を続け、メフェドロン約150gと大麻類約10gを押収した。これはおよそ1500人が同時に使用できる量に相当するという。

また、警察はこの密売組織から薬物を購入した疑いのある外国人10人も摘発し、そのうち2人を逮捕・拘束。引き続き、背後にある組織や流通ルートの解明を進めている。

(記事提供=時事ジャーナル)

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