日本の福岡空港で韓国人女性が税関職員に暴行を加えて逮捕された事件が、韓国国内でも波紋を広げている。
【注目】女子高生にわいせつ行為…韓国人観光客を逮捕、別の被害も
先立って2月17日20時半頃、福岡空港の国際線旅客ターミナルの撮影禁止区域で、男性K-POPアイドルを撮影していた20代の韓国人女性が、制止しようとした税関職員の胸元を肘で殴った疑いで逮捕される事件が発生した。
撮影に失敗した韓国人女性は、さらに税関職員の顔を殴ろうとし、地面に倒れ込んで暴れるなど大騒ぎを起こしたという。
公務執行妨害の容疑で逮捕された韓国人女性は、警察の取り調べに対し、「怒っていないし、殴っていない」と容疑を否認。しかし、この事件は韓国国内でも大きな注目を集めている。
この事件について、独島(=竹島)問題や旭日旗問題への指摘で知られる誠信(ソンシン)女子大学のソ・ギョンドク教授が意見を述べた。
ソ教授は2月20日、自身のフェイスブックで事件を取り上げ、「まさに国の恥さらしだ」と厳しく批判した。
続けて、1月24日に大阪を旅行中だった18歳の韓国人男性がバス停で女子高校生に抱きつき、わいせつな行為をしたとして逮捕された事件にも触れながら、「最近、海外でこのような事件が相次いでいるが、韓国に送還された後には“適切な処罰”を科し、二度とこのようなことが起こらないよう、厳しい前例を示すべきだろう」と強調した。
そして「韓国人観光客は海外で基本的な“グローバル・エチケット”を守り、大韓民国のイメージを損なわないよう、細心の注意を払うべきだ」と付け加えた。
実際、今年に入ってから韓国人による日本でのトラブルが目立つ。ソ教授が取り上げた事件以外にも、2月16日には北海道の温泉旅館に無断侵入した韓国人観光客が現行犯で逮捕されている。
こうした状況を受け、ソ教授の厳しい指摘に対し、韓国のオンラインコミュニティでは「中国人を批判する資格はない。韓国人のほうがもっとひどい」「本当に情けない」「韓国でやっていた行動が海外でも許されると思ったのか。大きな勘違いだ」「海外旅行に関するマナー教育を再び復活させるべきだ」といった同調する反応が寄せられた。
今年の1月も日本を訪れた韓国人観光客は96万7100人(日本政府観光局)と、単月として過去最高を記録した。それに比例してトラブルが増えないよう、韓国人観光客には一層の注意が求められる。
(文=サーチコリアニュース編集部O)
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