給料の使用用途については、主に物品購入など個人的な目的で使うという意見が最多の33%を占めた。
以下、就職準備のための自己啓発に使う(32%)、除隊後の旅行の経費に使う(21%)、両親や家族のために使う(14%)と続いた。
現在、現役兵の給料は二等兵基準で51万ウォン(約5万1000円)で、兵長は67万ウォン(約6万7000円)だ。
政府が発表した来年度予算案によると、兵士の給料(兵長基準)は現在の82万ウォン(約8万2000円/社会進出支援金含む)から来年は130万ウォン(約13万円)へと約58.4%引き上げられる。
将来的には、2025年までに205万ウォン(約20万5000円)を支給し、ユン・ソギョル大統領の公約である「兵士月給200万ウォン」を達成する方針だ。
また、軍生活のなかで相談が必要なときに訪れる対象には、回答者の61%が先任や同期などの戦友を挙げた。ほかには一人で考えてしまうという回答が17%で、小隊長や中隊長などの指揮官に相談すると答えた回答者は12%にとどまった。
軍生活での最大の悩みは、「除隊後の未来に対する不安」が42%で最も多かった。
兵士の一日当たりの平均的な携帯電話使用時間は、「2~3時間」が最多の72%だった。主な使用目的は「ユーチューブとドラマ視聴」で50%と最も多く、ほかでは「電話使用」が19%、「ただ時間を過ごす」が11%だった。
軍人として安保の重要性を実感するときについては、「軍生活中常に」が27%で、ロシアのウクライナ侵攻など「国際安保環境変化があるとき」が25%、核の脅威など「北朝鮮の挑発があるとき」が22%だった。
なお、国防広報院は28日に3輸送教育連隊で安保トークコンサートを開催し、将兵や地域住民など約1500人が参加した。
(文=サーチコリアニュース編集部)