ドイツ・ベルリン市ミッテ区の公有地に設置された「少女像」、いわゆる“慰安婦像”が撤去される見通しだ。
少女像は日本による従軍慰安婦の被害を象徴する像だ。ミッテ区当局は4週間以内に少女像を私有地に移さなければ、撤去を命じるとしている。
ミッテ区の区庁長は声明を通じて「公共用地に設置された個人の芸術作品や記念碑としての平和の少女像は、臨時許可しか得られない。少女像を恒久的に残す合法的な方法は、私有地への移転しかない」と伝えた。
ミッテ区の少女像は2020年9月25日に設置されたが、許可期間は2022年9月に終わった。その後は裁量で容認されてきたが、9月28日までを期限としている。
しかし、少女像を設置した韓国系市民団体「コリア協議会」は9月26日、ミッテ区庁に公文書を送り、区庁が管内の公共用地の中から代替場所を選び、最大5カ所を提示した後、具体的な移転場所を議論しようと提案した。
また協議の結果によって少女像を移転する場合は1カ月、近くにある慰安婦博物館も一緒に移転するのであれば1年以内に実行するとし、費用はミッテ区が全額負担するよう要求した。
両者の立場が対立しているなかで、ベルリンの少女像が本当に撤去されることになるのか、はやまたひと悶着があるのか、注目が集まっている。
(文=サーチコリアニュース編集部O)
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