日本のグラドル篠崎愛に聞いた!!「私が韓国で人気を集めているワケ」【思い出インタビュー】

2021年11月07日 話題
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今年9月、グラビアアイドルとしてはもちろん、その歌唱力を生かしてソロ・アーティストとしても活躍する篠崎愛が、週刊誌『FRIDAY』で約4年ぶりにグラビア復帰して話題になった。先週10月下旬には『FRIDAY』でそのアザーカットも公開され、以前として高い関心を集めている。

そんな篠崎愛の人気ぶりを目の当たりにしながら思い出すのは今から4年前のことだ。この年の11月、彼女は写真集『結晶』(撮影:西條彰仁 発売元:講談社)を発表。日本だけではなく、韓国では『夢幻』、台湾では『戀愛』のタイトルで、3か国同時リリースとなり、韓国では発売前から予約が殺到。主要オンライン書店の写真集部門で軒並み1位に輝いていた。

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そんな韓国の反応を篠崎愛本人はどう思っているのだろうかと思い、都内某所で単独インタビューを行なったことがあった。

当時、篠崎愛は言っていた。

「写真集が韓国でも売れていると聞いてビックリでしたし、素直にうれしかったです。日常的に活動している日本ではない、ほかの国で自分のことが話題になるなんて本当に嬉しいですよね」

なんでもその年の11月には写真集のプロモーションの一環として韓国を訪れ、ソウルの大型書店で発売記念サイン会も開いたが、そのファンの多さにはビックリしたという。

篠崎愛
2017年12月の取材時の篠崎愛


「それまでにも韓国には何度か行きましたが、写真集という自分の作品のプロモーションのために韓国に行くのは初めてだったので、内心ではちょっぴり不安だったんです。でも、実際にはサイン会にたくさんのファンのみなさんが来てくれて、本当、もう感謝感激でした!!」

思えば、初めて自分が韓国で人気があると聞かされたときも、同じような気分だったという。

「いつ頃だったろう…。以前、韓国に留学している友人などから“こっちで人気があるよ”と聞かされたんですけど、正直、あまり実感が湧かなかったんです。でも、気が付くと私のSNSに寄せられるコメントの中に、韓国語での書き込みが多くなり始めたんです。マキシムに登場してからは急激に増えて、もうビックリでした」

“マキシム”とは韓国の人気男性誌『MAXIM KOREA』のことだ。篠崎はこの『MAXIM KOREA』の2016年2月号の表紙モデルを務め、大胆なグラビアも披露しているのだが、その号は発売前日に予約分だけで品切れになり、「日本の篠崎愛、MAXIM2月号の“品切れ女”に」と報じられたほどだった。

「そんなこともあって“マキシム”に登場して以来、日本でも街を歩いていると韓国の方から声をかけられるようになりました(笑)。自分のことを知っていただけて本当にありがたいですよね」

実際、韓国で篠崎愛のことを知る者は多い。2017年7月にソウルで行われた『MAXIM K-Model Awards』では賞も受賞している。
「その名も、“大自然の贈り物”賞です(笑)。ナチュラルな美に対して贈られる賞なのかな(笑)、ユニークなネーミングですよね」

ただ、韓国の人々にはそれだけ彼女が個性的に映るのだろう。考えてもみてほしい。彼女が出演しているテレビ番組が韓国で放映されているわけでもなく、彼女がグラビアを飾った雑誌も売られているわけでもない。まして韓国は、そもそもグラビアアイドルというジャンルすら存在しないのだ。

そんな韓国で人気を獲得できた理由を、篠崎自身はどのように考えているのだろうか。

「ウーン…自分で自分のことを分析するのは難しいですね(苦笑)。ただ、おっしゃるように韓国にはグラドルというジャンルがないだけに、私のような存在が刺激的に映るのかもしれませんね。韓国のモデルやタレントさんって、スラッとしたスレンダータイプが多くで、私のようにふくよかで安定感のあるタイプは少ないじゃないですか(笑)」

そう言って本人は謙遜していたが、韓国メディアの評価は異なる。「キュートなのにグラマラス」が彼女の魅力だとしているのだ。

「“ベーグル女(ベビーフェイスとグラマーを合わせた造語)”って言うんですよね。今回の韓国プロモーションの際にも、ファンの方々から“理想的なベーグル女”だとよく言われました。サイン会のときには、とある韓国の男性ファンが写真集を手にしながら“天使のようだ”と褒めてくださって(笑)。その人、韓国版の写真集ではなく、日本で発売された写真集を持っていたんです。両方見てくださったようで、改めて日本と韓国は同じ楽しみを共有できる間柄なんだなぁとも感じました」

そういう意味で言うと、篠崎愛自身が日本と韓国の両方に“楽しみ”を提供している存在とも言えるだろうが、では、彼女はどんな想いをもってその仕事に取り組んでいるのだろうか。4年ぶりにグラビア復帰したことを記念して、次回も【思い出インタビュー】を続けたい。

文=慎 武宏

*この原稿はヤフーニュース個人に掲載した記事を加筆・修正したものです。

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