韓国では従来、「nude(ヌード)」という単語をポータルサイトで検索すると、わいせつなウェブサイトや画像が並んだ。そこに(G)I-DLEの韓国語読みである「アイドゥル(子どもたち)」という単語も加えて検索すると、児童ポルノやそれに類するコンテンツが表示されていた。
ところが、(G)I-DLEが新曲を発表すると検索結果は一変。わいせつなコンテンツでなく、彼女たちのミュージックビデオや楽曲に関するニュースが表示されるようになったのだ。
このように、性犯罪に対する抑止効果を発揮したことから、ネット上では「性的消費される子どもたちや女性たちを守った」という声が広がった。
ちなみにリーダーのソヨンは、曲名を『Nxde』にした理由について、インタビューで「“ヌード”と打てば悪いものが出てきそう。そんな現実を全部なくしたかった」と明かしている。
そんな『Nxde』はデビュー後初の米ビルボード「ビルボード200」にチャートインし、ミュージックビデオの再生回数は1億1000万回(11月16日時点)を達成するなど、優れた成績を収めたが、“数字に見えない大きな功績”を残した(G)I-DLEにはもっと多くの賞賛が送られるべきだろう。
(文=サーチコリアニュース編集部A)