スポーツ紙『スポ―ツ朝鮮』イギリス駐在 イ・ゴン記者
【グループH予想】
第1戦:ウルグアイ ●1-3
第2戦:ガーナ 〇2-0
第3戦:ポルトガル ●0-3
1勝2敗でグループリーグ敗退
【グループH展望】
韓国代表はベント監督のもとで指揮官が標榜するビルドアップ・サッカーを4年間、研磨してきたが、戦力や戦術完成度なども含めた総合力はウルグアイ、ポルトガルを相手にするには役不足であることは否めない。それでも期待選手を挙げるなら、MFファン・インボム。MLS、ロシア、ギリシャと異なるリーグを渡り歩きながら、コンスタントに実力を高めてきた。パス・センスはチームでNO.1だろう。
【グループE予想】
第1戦:ドイツ●1-3
第2戦:コスタリカ 〇3-1
第3戦:スペイン ●0-2
1勝2敗でグループリーグ敗退
【グループE展望】
注目しているのは三笘薫。ブライトンでプレーする彼のプレーを何試合か直接見たが、これからの成長がとても楽しみな選手。体調不良などもなく自身の才能を発揮できれば、世界が注目する選手になるのでは。ただ、日本は不運なことに、相手があまりにも強すぎる。欧州組が多数の日本の戦力は過去に例がないほど充実しているように見えるが、16強進出は厳しそうだ。
【決勝予想】
アルゼンチン対ベルギー(優勝予想はアルゼンチン)
スポーツ・エンタメメディア『OSEN(オーセン)』サッカー担当 ウ・チュンウォン記者
【グループH予想】
第1戦:ウルグアイ ●1-3
第2戦:ガーナ △1-1
第3戦:ポルトガル ●1-3
1分2敗でグループリーグ敗退
【グループH展望】
もちろん、個人的には韓国の16強進出を強く信じているが、客観的に見て韓国が対戦する国々は手強い相手ばかりだ。サッカー統計サイト『Opta』がスーパーコンピューターによる分析結果を発表したが、グループHの決勝トーナメント進出の確率はポルトガルが82.6%、ウルグアイが62.2%、韓国は29.1%だった(ちなみにガーナは26.1%)。同メディアは「韓国はスターでありアイコンのソン・フンミンが、負傷から回復することを待っている。ソン・フンミンがいなければ、韓国は非常に厳しい状況に置かれることになる」としたが、ソン・フンミンが完璧な状態であっても韓国のグループリーグ突破は確実視できない。
【グループE予想】
第1戦:ドイツ ●0-3
第2戦:コスタリカ 〇1-0
第3戦:スペイン●0-3
1勝2敗でグループリーグ敗退
【グループE展望】
組織力を備えた日本だが、ドイツやスペインとは選手たちのパワーという点で大きな差があり、それは認めざるを得ないところだろう。善戦を期待したいが、苦戦は免れないのではないか。
【決勝予想】
ブラジル対アルゼンチン(優勝予想はブラジル)
総合ニュースメディア『MyDaily(マイデイリー)』 サッカー担当 イ・ヒョンホ記者
【グループH予想】
第1戦:ウルグアイ 〇2-1
第2戦:ガーナ △1-1
第3戦:ポルトガル ●1-4
1勝1分1敗でグループリーグ敗退
【グループH展望】
ベント監督のもとで4年。まだまだ課題は多いが、攻撃に関しては完成度が次第に高まっているように見える。得点力がある攻撃陣が多く揃っている印象だ。そのなかでもソン・フンミンとチョ・ギュソンには期待したい。アジア人初のプレミアリーグ得点王になったソン・フンミンに関しては、ここで詳しく説明することはないだろう。もうひとりのチョ・ギュソンに関して紹介すると、1年前と今とでは完全に見違えるほど急成長した有望株。体格を活かしたポストプレーだけでなく、チャンスメイクや前線からの守備などあらゆるタスクをこなせる万能型CF。新たなストライカー候補として活躍が期待されている。
【グループE予想】
第1戦:ドイツ ●0-2
第2戦:コスタリカ 〇3-1
第3戦:スペイン ●1-2
1勝2敗でグループリーグ敗退
【グループE展望】
日本の実力の高さを疑う余地はない。ただ、組分けが悪すぎる。文字通り、「死の組」だ。しかも初戦の相手は強豪にして前回ロシア大会で屈辱にまみれたドイツだ。ドイツは日本であろうとなかろうと、並々ならぬ覚悟で今回のカタール大会に臨むだろうし、例え日本でなくても、大事な初戦だけに慎重かつ手堅く試合を進めるだろう。そんなドイツを相手に初戦で勝ち点を得るのは簡単ではないはずだ。それでも日本で期待する選手を挙げるなら、久保建英だ。久保のドリブルと左足は期待を抱かせるに十分だ。
【決勝予想】
ブラジル対アルゼンチン(優勝予想はアルゼンチン)
文=慎 武宏
*この原稿はヤフーニュース個人に掲載した記事を加筆・修正したものです。