エンゼルスは同日、本拠地エンゼル・スタジアムで行われたオークランド・アスレチックス戦で延長10回の末10-11で敗れた。
一時は6点差を付けられながらも6回5得点のビッグイニングで同点に追いつき、逆転に成功した瞬間もあったが、9回に再同点とされて最終的に敗れた。
試合は1回、ブレント・ルーカ―、ヘスス・アギラの2者連続ソロ本塁打でアスレチックスが先制。続く2回には無死二、三塁でケビン・スミスが3点本塁打を放ち、3回にもルーカーとアギラの2者連続ソロ本塁打で、アスレチックスが同回までに7得点を稼いだ。
エンゼルスは2回にブランドン・ドルーリー、3回にチャド・ウォーラクのソロ本塁打で2点を得たが、3回までに2-7と早々に大差を付けられてしまう。
すると6回、エンゼルスが大追撃に乗り出した。先頭打者マイク・トラウトが内野安打で出塁し、続いて大谷の一塁ベース横を抜ける二塁打で無死二、三塁とチャンスを広げると、アンソニー・レンドンが左方向への適時二塁打を放ち2点を返した。
その後、アスレチックスが投手交代も暴投と連続四球で再び満塁とすると、ウォーラク、ザック・ネトの連続安打で3点を記録し、7-7の同点に追いついた。そして、7回にはハンター・レンフローが二塁打で出塁した後、ドルーリーの適時打で8-7と逆転に成功した。
ところが9回、エンゼルス3番手アンドルー・ワンツが連続四球で無死一、二塁のピンチを招くと、4番手のハイメ・バリアが安打を打たれ満塁とし、ルーカーへの四球押し出しで同点に追いつかれてしまう。
そうして延長10回に突入すると、アスレチックスはアレドミス・ディアスの二塁打から無死一、三塁とし、ライアン・ノダの二塁打で2点追加。続くトニー・ケンプの安打でもう1点追加し、8-11と勝ち越しに成功した。
エンゼルスは同回、ドルーリーの2点本塁打で1点差に迫り、その後も一、二塁のチャンスを作ったが、最後はマイク・トラウトが三ゴロに仕留められ、惜しくも勝利を逃した。
なお、「3番・指名打者」で出場した大谷は1打席目を捕手の打撃妨害で出塁するも、直後に二塁への盗塁に失敗した。以降も2打席目を遊ゴロで終えたが、3打席目は二塁打、4打席目は空振り三振、5打席目は中飛とし、4打数1安打で試合を終えていた。
(記事提供=OSEN)