韓国はマレーシア、ヨルダン、バーレーンと同じグループEに入った一方、中国は開催国カタールのほか、タジキスタン、レバノンと同じグループAに入った。
この組み合わせ結果を受け、カタールでは「無難な組み合わせだ。ベスト8を越えてベスト4まで十分狙える」と、中国と同組に入ったことを大いに歓迎する雰囲気が漂っている。
こうしたカタールの低評価に中国は大きく自尊心を傷つけた。
『sohu.com』は「中国代表は屈辱を受けた。開催国カタールを配慮するために、弱体化した中国がグループAに編成されたというのは陰謀論だ」と激怒した。
また、『フットボール・ウィークリー』は「カタールが十分に自信を持って我が国(中国)を選択したことは、中国サッカーにとってとても屈辱的だ」とし、カタールが組み合わせ抽選を操作し、意図的に中国を名指ししたと不快感を隠さなかった。
もっとも、中国のアジアカップ歴代結果を見ると、最高成績は1984年と2004年の準優勝2回で、次いで3位が1976年と1992年の2回。最後の入賞は20年以上も前にさかのぼる。
それだけに、前回の2019年アジアカップ優勝国であるカタールが中国を無視したとしても何らおかしくない状況だ。
(記事提供=OSEN)