ファン・ソンホン監督率いるU-24韓国代表は、9月21日に行われたグループE第2節でタイに4-0の完勝を収めた。
第1節のクウェート戦で9-0、第2節のタイ戦で4-0のスコアを記録し、2試合で13得点無失点。まだ第3節のバーレーン戦を残しているにもかかわらず、グループE首位を確保した韓国だ。
グループE1位の韓国は、27日にグループF2位と決勝T1回戦で対戦する。グループFでは北朝鮮、インドネシア、台湾、キルギスが競争を繰り広げている。
第2節終了時点でグループFの1位は北朝鮮だ。北朝鮮は第1節で台湾に2-0で勝利し、第2節はキム・グクジンの決勝ゴールでキルギスに1-0の勝利を収めた。
勝ち点6を積み上げた北朝鮮は決勝トーナメント進出を確定した。これからは最終順位が重要になってくる。
現時点では1位の北朝鮮だが、インドネシアとの最終節の結果次第ではグループ2位になる可能性もあるからだ。仮に2位でグループステージを終えた場合、決勝T1回戦では韓国との“南北対決”が実現することになる。
北朝鮮は5年ぶりに国際大会に出場した。これまで長い間、国際舞台に姿を現さなかったため、戦力を予想するのは難しい。ただ、台湾を相手に前半7分にリ・ジョグク、前半12分にキム・グクジンが得点するなど、見事な試合を繰り広げていた。
第2節でも、前半20分の先制点を守った北朝鮮は無失点で1-0の勝利を収めた。北朝鮮はグループEの韓国、グループBのサウジアラビア、イランとともに、今大会で無失点を記録した4チームのうちの一つだ。
もし27日の決勝トーナメント1回戦で北朝鮮と対戦することになれば、環境的には韓国の方が多少有利だ。
韓国と北朝鮮はともにグループステージを金華市で消化したが、競技場は違った。韓国は金華スポーツセンター・スタジアム、北朝鮮は浙江師範大学東スタジアムを利用したが、韓国は決勝T1回戦もグループステージと同じ金華スポーツセンター・スタジアムで戦うことができる。
(記事提供=OSEN)
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