韓国メディアも注目するイチロー氏“米殿堂入り”の可能性…「アジア人選手初の快挙は確実」と太鼓判

2024年01月30日 スポーツ #プロ野球
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アメリカ野球殿堂入りが確実とされるイチロー氏に、韓国メディアも注目している。

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『OSEN』は1月25日、「“名誉の殿堂入りは確実、満場一致かどうか…”イチロー、MLB打者として初の歴史を書くか」と題し、イチロー氏に言及した。

『MLB.com』は25日、2025年のアメリカ名誉の殿堂入り投票で注目すべき7つのストーリーラインを挙げ、真っ先にイチロー氏について言及した。小見出しは「イチローが満場一致で名誉の殿堂入りを果たすのか?」だった。

『MLB.com』は「イチローは2025年に初めて名誉の殿堂入り投票に参加することになる。唯一の疑問は、イチローが初ターンから名誉の殿堂入りを果たすかどうかではなく、全会一致を受けるかどうか」とし、初ターンで通過することは確実だと見た。

続いて、「マリアノ・リベラは満場一致で名誉の殿堂入りを果たした唯一の選手だ。リベラと一緒にプレーする選手がいるなら、イチローだ。シアトル・マリナーズのアイコンである彼は27歳でメジャーデビューしたが、通算3000安打を達成し、通算打率0.311を記録した。単一シーズン最多安打(262本)記録を保有するなど、野球史上最も偉大な打者の一人」と説明した。

また、「イチローが野球に及ぼした影響はMLBのキャリアだけではない。アメリカでも多く愛されているが、日本ではさらに大きな伝説と呼ばれる。メジャーに来る前、日本プロ野球で1278本の安打を記録するなど、通算安打4367本を記録した」とし、日本時代のキャリアも欠かさず付け加えた。

イチロー
イチロー氏

“名誉の殿堂”に満場一致で入った選手は、歴代通算最多652セーブを挙げた伝説的クローザーのリベラ氏が唯一だ。

初めて候補資格を得た2019年に425票満票を受け取り、史上初の歴史を築いた。ニューヨーク・ヤンキースの永遠のキャプテンであり、当代最高の遊撃手デレク・ジーターが2020年に野手初の満場一致に挑戦したが、397票のうち396票で、たった1票によって惜しくも満票に失敗した。

毎年400人前後の記者たちが投票をしているため、満場一致が出ることはほとんどない。各記者によって投票基準と価値観が違うため、いくら良い成績を出しても少数意見と反対票が出る。

しかし、非の打ちどころがないイチローのキャリアなら、野手初の満場一致に対する期待感は十分に呼び起こせる。たとえ満場一致でなくても、アジア人選手として初の名誉の殿堂入りは確実だ。

2001年にシアトル・マリナーズでメジャーデビューしたイチローは、ニューヨーク・ヤンキース、マイアミ・マーリンズを経て2019年にマリナーズに復帰し、19年のキャリアを終えた。

通算2653試合に出場し、打率0.311(9934打数3089安打)、117本塁打、780打点、1420得点、647四球、1080三振、509盗塁、出塁率0.355、長打率0.402、OPS 0.757を記録した。

デビュー初年度からア・リーグ打率(0.350)、安打(242本)、盗塁(56回)で1位を総なめし、MVPと新人賞を同時受賞したイチローは、2010年まで10年連続で200安打を記録した。

2004年には単一シーズン最多262安打で2度目の首位打者(0.372)に輝き、2006~2010年の5年連続を含む7度のア・リーグ最多安打を記録した。

オールスター10回、ゴールドグラブ10回、シルバースラッガー3回、オールスターゲームMVPなど、華やかなキャリアを送った。メジャーデビューは遅かったものの、歴代通算安打25位、盗塁35位に上がっている。

(記事提供=OSEN)

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