超ビッグニュースだ。
大谷は2月29日午後、自身のインスタグラムで結婚を発表。お相手については“日本人女性”としている。
また、メディアに対して、「明日の囲み取材で対応させていただきますので、今後も両親族を含め無許可での取材等は、お控えいただきますよう宜しくお願い申し上げます」と綴り、釘を刺した。
この突然のニュースに、日本列島が驚いたことは言うまでもない。大谷は野球ファンのみならず、老若男女問わず愛されているだけに、多くの人が祝福したことだろう。
しかし、大谷の結婚に湧いているのは日本だけではない。そう、お隣・韓国でも大谷は大スターなのだ。野球の実力はもちろんのこと、人柄も絶賛されており、「韓国スポーツ史上、最も愛される日本人選手」とまで言われている。
人気の高さは、3月に韓国で行われる「MLBワールドツアー・ソウルシリーズ2024」のポスターからも伺える。大谷は、サンディエゴ・パドレス所属の韓国人メジャーリーガー、キム・ハソンを差し置いて、最も目立つ中央に陣取っている。3月20日に行われるドジャース対パドレスの開幕戦チケットは、なんと8分で完売した。
そのため、韓国でも大谷の結婚はビッグニュースとして報じられている。SNSなどには現在、「大谷さんおめでとう!」「大谷、結婚するくらいなら僕を養子にしてくれ」「大谷…私、あなたのために結婚していないんだけど…」「日本人女性だと発表して、すべての日本人女性に最後まで希望を残してくれる大谷様…」「今死ねば大谷の子どもに転生可能か!?」など、多様な反応があがっている。
このように、韓国でも大きく祝福されているわけだが、一方で懸念もある。
最近、カリフォルニアで行われているドジャースの春季キャンプでは、一部の韓国メディアが撮影禁止のクラブハウスに侵入し、着替えなどを無断で撮影したことが話題となった。これにはドジャースも激怒し、これらのメディアに“出禁”を通告したほどだ。
この事件により、一部とはいえドジャースは韓国メディアを要注意対象とみなしたことだろう。
今回の結婚で注目度が何倍にも跳ね上がってしまっただけに、3月の訪韓時には大谷の伴侶を一目見ようと無理な取材を敢行するメディアが出ないことを祈るばかりだ。
(文=サーチコリアニュース編集部K)
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