日本の“成人女優”が多数参加する韓国のAVの祭典が、開催の危機に見舞われている。
来る4月20、21日の2日間、韓国ではAVの祭典「2024 KXF The Fashion」というイベントが行われる。
これには日本のAV女優/男優、そして際どい衣装やダンスで知られるガールズグループのGirl Crushなど、多くの魅力的なゲストが登場する予定だ。内容としては、“インナーウェア”ファッションショーやサイン会、パフォーマンスステージなどが行われるという。
開催が数日後に控えた最近、本イベントの主催社であるプレイジョーカーは、ソウル蚕院漢江(チャムウォン・ハンガン)公園の船上酒場US CRUISEで開催すると明らかに。入場料は9万ウォン(約1万円)だという。
当初は京畿道・水原市(キョンギド・スウォンシ)で開催予定だったが、地方自治体などの反対で中止となり、続いて、京畿道・坡州市(キョンギド・パジュシ)へと場所を移したが、こちらも住民たちの反対により霧散していた。
そして新たに漢江公演での開催が発表されると、ネット上では多くの批判が噴出。というのも、漢江公園は家族連れや若者も多数集まる憩いの場でもある。そのため、AVの祭典の会場に相応しくないというのだ。
女性団体も、「このイベントが誤った性認識を拡大させ、性の商品化を起こす恐れがある」として反対声明を出している。
イベントの開催について、ソウル市の未来漢江本部は、US CRUISEの運営会社に公文書でイベント不許可を通達。性認識の歪曲、そして性犯罪の誘発などを理由に、禁止すると釘を刺した。
そもそも同イベントは、開催発表当初から多くの批判を受けてきた。
3月中旬に京畿道・水原市の市民団体が反対した際、主催側は「警察からはイベント開催は法的に全く問題がないと言われた。予定通り進行される。デモ以降、女性団体から連絡はなかった」と主張。加えて、「抗議デモからたった1日で1231人がチケットを購入した。約1カ月で計2800枚ほどが売れたのだが、その約半分が1日で売れた。韓国ではPRしづらかったが、デモがPRになった。むしろ、とても感謝している。女性団体を助けられることがあれば助けたい気持ちだ」と皮肉交じりのメッセージを伝えていたのだが、結局、開催が危ぶまれている。
イベント自体を否定するつもりはないが、会場の選定は重要だろう。女性団体を煽っていた主催者たちは今、何を思うのだろうか。
(文=サーチコリアニュース編集部K)
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