人気女優ハン・ソヒの母親が違法な賭場を運営していたという疑惑で逮捕された。
ハン・ソヒ自身は全く関与していないが、家族という関係性のため彼女の名前もセットで報じられるのは致し方ない。加えて、母親の過去の事件にも再びスポットライトが当たっている。
9月2日、あるユーチューバーはハン・ソヒの母親が8500万ウォン（約930万円）の詐欺容疑で訴えられたと明かした。ハン・ソヒの所属事務所9ATOは「母親のシン氏がお金を借りる過程で、ハン・ソヒ名義の銀行口座を使った」とし、「シン氏はハン・ソヒが未成年の時に任意で通帳を作成し、（ハン・ソヒに内緒で）お金を借りるのに使った。類似の事件として私文書偽造事件もあった。このような一連の事件で民事裁判が行われ、裁判所はハン・ソヒと関係なく進行されたことだと明確に一線を引いた」と説明した。
当時、ハン・ソヒも「娘が有名人であることを悪用してお金を受け取ろうとする一連の行為を源泉から遮断する」と強調。それもそのはず、ハン・ソヒはすでに5歳の頃から両親と絶縁して生きてきたのだ。
これはハン・ソヒ自身が明かしている。「5歳の頃に両親が離婚することになり、祖母が育ててくれた。高校入学と同時に母親がいる蔚山（ウルサン）に転校することになった以降も、ずっと祖母と一緒に暮らし、卒業後にソウルへと上京してこの道に入ることとなった」
実際、女優になるためにたった30万ウォン（約3万3000円）を持って、当てもなく上京したというハン・ソヒ。当時は周りに祖母以外誰もいなかったため、さまざまなアルバイトで生計を立ててきたという。目を覚ますと、ビアホール、肉屋、服屋などで生活費を稼ぐため、出勤しなければならなかったという過去を思い出したりもするという。
ハン・ソヒは祖母のおかげで、しっかりと夢を育み、現在は韓国トップクラスへの女優へと成長した。だが、20年以上も会っていない母親が足を引っ張っている状況。
母親に関してハン・ソヒはかつて、「母親とのやり取りは頻繁ではなかったので、20歳以降に母親の債務を知ることになった。私を育ててくれた祖母の娘であり、天倫であるため、子どもとして生まれた道理でデビュー前から力の及ぶところまでは母親の借金を返済してあげた」と話し、「母親が借りたお金の債務書類のなかには、私も知らないうちに書かれている借用証と私名義で受け取った借金額が手に負えないほど大きくなっていた」と打ち明けた。
しかし2日、あるメディアはハン・ソヒの母親が違法な賭場を開設した容疑で逮捕されたと報道。シン氏は2021年から今年8月末にかけて、計12カ所の賭場を運営したという。客はシン氏が販売している賭博サイトに接続してゲームマネーを充電し、バカラのような賭博をしたと伝えられた。
このように、再び母親の罪が報じられたことで、ハン・ソヒの名前が一気にネット上を賑わせる結果となってしまった。実際にハン・ソヒになんらかの罰が下されるわけではないが、不祥事関連のニュースに名前が載ることだけでも技能人にとっては致命的だろう。
過去、「（辛かった）過去に耐えて今の私がいる」と発言したこともあるハン・ソヒ。自身の名前が期せずして注目されているなか、再び危機を克服できるか、多くの人々から慰労の声が続いている。
（記事提供＝OSEN）
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