恐ろしすぎる韓国の“ネット匿名告発”…将来を嘱望された若手俳優も今やどこ?状態に

2024年09月13日 話題
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韓国では昨今、有名人の過去のいじめや不祥事を蒸し返し、騒動にするというケースが増えている。

【写真】美人韓国女優の“黒い噂”とは…

事実か否かはさておき、暴露された有名人は様々な方法で対処しているが、イメージに大きな傷がつくことは否めない。

最近、あるオンラインコミュニティには、自身が俳優アン・セハの中学の同窓生だと名乗るAという人物の投稿が物議を醸した。この文でAは、アン・セハにいじめられたと主張している。

「当時の同級生に比べて体が非常に大きい不良グループだった」「アン・セハに腹をガラスで突かれ、不良と強制的に喧嘩させられた」などの内容だった。

アン・セハ
アン・セハ(写真提供=OSEN)

この文が広まると、アン・セハの所属事務所側は直ちにデマであると主張し、法的に対応すると発表した。だが、Aに続いて数人の暴露が相次ぐ事態に。結局、所属事務所は再び立場文を伝え、改めて事実無根であると強調したのだった。

現時点ではまだ疑惑だが、イメージへの傷は避けられなかった。15日に予定されていた始球式も中止となり、13日夜に出演予定だったミュージカルも不透明になっている状況だ。

そして最近、復帰宣言をしたジスも、匿名の校内暴力暴露文で始まった疑惑で冷や汗をかいた俳優の一人だ。彼は2021年3月に登場した暴露文によって論難に包まれた。

ジスは当時、「私のせいで苦痛を受けた方々に心から謝罪します。過去の犯した非行については何の弁解の余地もありません。許されない行動でした」と校内暴力を認め謝罪。その後、出演中だったドラマ『月が浮かぶ川』から降板し、製作会社はジスの所属会社に損害賠償訴訟を提起するなど、余波は実に凄かった。

その後、所属事務所との契約が終了したジスは、校内暴力の暴露者をはじめ、デマを広めた人たちを名誉毀損で告訴したが、不起訴処分という判断が下された。そんななか、昨年10月に一部メディアとのインタビューで、最初の暴露者である中学校の同窓生の誤解を解いたとして、SNSを再開。当時、「復帰のためにインタビューを行ったわけではない。所属事務所もなく、出演が予定されている作品もない。釈明したかっただけ」と説明したが、『OSEN』の取材で企画会社とミーティングをしたことが判明し、活動復帰に対する関心があふれた。

ジス
ジス(写真提供=OSEN)

そして騒動から3年半が経った今年8月25日、ジスは自身のYouTubeチャンネルを開設して本格的な復帰を知らせた。ある動画で「ほぼ4年が過ぎた。今になってまた戻ってくることになった。いろいろなことがあった。軍隊にも行ってきた」として、「(暴露文を載せた) 友達との誤解もうまく解けた。ゆっくりもう一度やってみようと準備している。また新しく始めたいのは舞台演技、演劇、ミュージカルも良い。挑戦してみたい。短編映画も作ってみたい」と活発な活動を誓った。

そのほか、一度は復帰を試みて再び休息期に入った事例もある。2020年、Netflixオリジナル『人間レッスン』での熱演で、次世代の人気俳優として将来を嘱望された俳優キム・ドンヒだ。彼は2021年2月、オンラインコミュニティ発の暴露文により校内暴力疑惑に包まれた。当時、暴露したBは、キム・ドンヒがかつて同級生の障害者をいじめるなど、校内暴力を犯したと主張した。

これに対し、キム・ドンヒは所属事務所を通じて直ちに否認し、Bを名誉毀損などの疑いで告訴した。それから10カ月が過ぎた2021年12月、キム・ドンヒ側は公式立場文を通じて「校内暴力疑惑文作成者に提起した虚偽事実流布による名誉毀損捜査が、嫌疑なしの結果を受けた」と明らかにした。これと関連してBは、「(キム・ドンヒが)校内暴力疑惑を認め、心から謝罪してほしい」と話すと、結局キム・ドンヒは「幼い頃、私の軽率な判断と考えで友人の心を深く知らなかったようだ」として頭を下げた。

キム・ドンヒ
キム・ドンヒ(写真提供=OSEN)

キム・ドンヒは騒動から1年後の2023年1月、映画『幽霊』(原題)で復帰を試みたが、さほど話題にならず失敗。そのほか、キム・ドンヒが主演の映画『あなたと私の季節』(原題)は公開予定から3年が過ぎても決められずにいる状態で、彼の復帰は未知数となっている。

現代において、人前に出る職業に就くためには、幼い頃から品行方正でいなければならないということなのだろうか。

(記事提供=OSEN)

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