去る6月5日、韓国社会で大きな波紋を呼んだ“麻薬疑惑”を起したファン・ハナ容疑者の初公判が水原地方裁判所で行われた。
日本で“ミルク姫”などと紹介されることのある彼女は、芸能人ではない。韓国の財閥である南陽(ナミャン)乳業の創業者の孫娘で、いわゆる財閥3世だ。
ファン・ハナ容疑者はもともとSNSに多くのフォロワーを持つ“インフルエンサー”で、俳優兼歌手パク・ユチョンの元恋人として、大きな影響力を持った。
財閥3世として生まれ、韓国芸能界でも華麗な人脈を誇っていた彼女が、元恋人パク・ユチョンと麻薬を使用していたということで、韓国では大問題に発展した。
ファン・ハナ容疑者はすでに逮捕されて時間も経っており、本日初公判が開かれるわけだが、彼女の存在感は未だに色あせていない。むしろ日に日に高まっているといったほうが正確かもしれない。