というのも拘束された後も、さまざまな事件に彼女が関わっていたのではないかという疑惑が次々と浮上しているのだ。
例えば、BIGBANGの元メンバー、V.Iが芸能界を引退することになったグラブ「バーニングサン事件」との関連だ。
韓国の追跡報道番組『それが知りたい』(SBS)は今年5月、麻薬使用芸能人の名前が書かれた“ファン・ハナリスト”が存在するという疑惑を報じた。
つまりバーニングサン事件にもファン・ハナ容疑者が絡んでいたのではないかという話だ。少なくともファン・ハナ容疑者は、バーニングサンのVIPであったことは確からしい。
また最近は、韓国の大手芸能事務所の代表にも性接待疑惑が浮上しているのだが、そこにもファン・ハナ容疑者の存在が見え隠れしている。
性接待疑惑を報じたテレビ局MBCの探査企画番組『ストレート』によると、当該の性接待と思しき席に招待された一般人のなかに、ファン・ハナ容疑者の姿があったという。
ここ数カ月にわたって韓国社会を混乱させた特大スキャンダルに、いずれもファン・ハナ容疑者が関与した疑いがあるのだ。そんな現状に対して、「ファン・ハナの“狂った存在感”」と表現する韓国メディアもあるほどだ。
それにしても、なぜファン・ハナ容疑者はこれほどのスキャンダルに関与しているのだろうか。