「家族を連れてこい」韓国の区役所で高齢者に対して起きた“塩すぎる対応”に憤慨の声多数

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韓国は儒教の教えが色濃く残っている国だ。そのなかでも長幼の序を尊ぶ精神は、賞賛されていい文化だろう。

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しかし昨今では、そうした考えも古いものとなってきた感が否めない。実際、4月4日にお年寄りに対するトラブルが起きて、批判の声が相次いでいる。

問題となったのは、あるオンラインコミュニティに投稿された「今日フェイスブックに上がってきた区役所事件」というタイトルの投稿だ。

同投稿には、投稿者の祖父が区役所で経験したトラブルが記載されていた。内容は「80歳を超えた祖父が基礎年金の相談をしに、住んでいる地域の区役所に訪問して相談した」というもの。炎上したのは、区役所側の態度だ。

なんと対応した職員は、祖父の目と耳が悪いことを理解すると、「今、私の話が聞こえないでしょう。奥さんかお子さんと一緒に来てください」という手紙だけ渡して帰らせたのだ。

ソウルのとある区役所

職員の心ない行為に投稿者は激怒し、怒りを訴えたのだ。この投稿を読んだ韓国ネット民の間では「どこの区役所だ。抗議の電話を入れてやる」「公務員の水準が低すぎる」「本当に失礼」など批判コメントが相次いだ。

現在、この区役所がどこのものかは明らかにされていないが、ネット民の間では今も犯行現場の捜索に熱が入っている様子だ。

高齢者の方に尊敬の態度を示す人が多い韓国だけに、この職員の対応が炎上するのも当然だろう。いち早い改善が期待されるところだ。

(文=サーチコリアニュース編集部)

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