新型コロナウイルスの感染拡大による自粛を余儀なくされていただけに、今年の夏はその鬱憤を晴らすかのように、旅行を計画している人も多い。
お隣・韓国も同様で、海外旅行を企画している人が多いようだ。
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以前、韓国VISAが成人男女1000人を対象に「海外旅行の計画があるのか?」とアンケート調査したところ、回答者の82%が海外旅行を具体的に計画していると答えた。
また「行く」と答えた82%の内、59%は1年以内にどこか海外に行くつもりと回答している。
気になるのは、今の韓国人がどこの国に興味があるのかだ。同アンケート調査によると、回答者の20.5%が、検討している旅行地として「日本」を挙げている。日本の後には、「ベトナム」(9.7%)、「タイ」(8.2%)、アメリカ(6.5%)、「シンガポール」(5.2%)などが続いた。
もちろん、アンケート調査によってばらつきは出るだろう。しかし韓国観光公社と旅行新聞が共同で行ったアンケート調査でも、「行きたい国」で日本は2位に選ばれている。ちなみに同調査では1位は「ハワイ」だった。
これには、韓国内でも「近くて安いから」「観光地が多い」など、納得の声が上がっているのだが、一部の間では「日本に行きたい人がいるなんて聞いたことがない」「旅行は自由だが、歴史を知って選択してほしい」など、不満をこぼす人も多かった。
近くて遠い国とされた日本と韓国の関係だが、個人単位でいえば、ずいぶんと近くなったようだ。
(文=サーチコリアニュース編集部)
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