8月18日、中国人のとある人気ティックトッカーが“韓国のハワイ”こと済州島で不快な思いをしたことを吐露したのだが、その結末が意外なものだった。
問題となったのは、済州島のとあるアクセサリーショップでの出来事。そこでは中国語でのみ「窃盗禁止」の張り紙がされていたというのだ。
それに怒りを覚え、店員に文句を伝えると、なんと店員も中国人だったという。
この出来事は韓国のユーチューブチャンネルで取り上げられたのだが、コメント欄では「韓国で中国人同士が争うな」「手の込んだギャグ」「中国人の窃盗を警戒を注意するのは当然だ」など、辛辣な意見が散見された。
実際、韓国では中国に対する反感が年々大きくなっている。それは今年5月に20~30代の成人男女1001人を対象に実施したアンケート調査において、「好感を持てない国」という質問に対し回答者の91%が中国を挙げたことからも明らかだ。
中国人観光客を対象に経済を好転させようと考える韓国政府だが、まずは国民の反中感情を緩和することを優先しなければ、いずれ大きなトラブルにつながってしまってもおかしくはない。
(文=サーチコリアニュース編集部)