旅行や出張などにおいて高速バスの利便性は高い。しかし、不特定多数の人が使う交通機関だけにトラブルも多く、ちょっとしたマナー違反が周囲に与えるストレスは大きい。
そんな交通マナーを完全に無視した迷惑客がお隣・韓国で現れ、ネットを中心に大きく炎上している。
最近、韓国のとあるYouTubeチャンネルに投稿された3分弱の動画では、20代と推定される女性が高速バスの座席のシートを最大レベルまで倒し、くつろいでいる姿が映されている。
この女性の後ろに座った男性は隙間がまったくなく、片足を通路側に出して窮屈に座らざるをえなかった。
あまりの態度の悪さにはバスの運転手からも「シートをもう少し上げて欲しい」と要請されたが、女性は「倒せるようになってるから倒している」と無視を決め込み、「後ろの人が窮屈でも、私は窮屈ではない」と、要求をすべてつっぱねた姿が映されていた。
この動画は女性のあまりにも傲慢な態度からすぐにネット上に拡散された。
韓国ネット民の間でも、「こんな女が子どもを産んだらと思うとゾッとする」「思いやりもなく、共感能力も欠けてるクズ」「家庭環境が悪い」「確かに、そこまで倒せる設計になってるのも悪いかも」など、多くの意見が挙がっていた。
実際、シートをどの程度まで倒していいのかについては明確な規定はない。つまり、倒せるから倒したという主張は通ってしまうともいえる。もちろん、周囲への配慮を欠く行為はやっている人のモラルを疑う行為なのだが…。
自分だけが良ければいいという考えは周囲に不快感を与える可能性が高いので、十分な配慮が必要だ。
(文=サーチコリアニュース編集部)
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