生活リズムを整えるには、朝食・昼食・夕食の3食を欠かさず食べ、規則正しい生活を心がけることが大切とされている。もっとも、多忙な現代では3色すべて食べている人も少なくなってきている。
1日の食事回数をめぐってはさまざまな調査が行なわれているが、日本ではおよそ7割強の人が1日3食を摂っているようだ。
では、お隣・韓国はどうだろうか。
昨年9月、リサーチ会社「ライム」が成人男女7000人を対象にアンケート調査をした結果、1日3食を食べている比率は40.4%で、1日2食が53.7%、1日1食が5.1%であることがわかった。
また、食事回数は男性よりも女性の方が少なく、若年層になるほど下がる傾向が見られた。
朝食の内容としてはパン類(39.2%)が最も多く、次点はサラダ・ヨーグルト・フルーツ類(29.3%)。昼食は麺類(28.8%)や粉もの類(28.6%)、夕食は肉・焼き物(41.1%)が人気という結果になった。
この結果に、韓国国内では「庶民にとって、1日3食はもはや夢物語となった」「お腹すいたときに食べるのが一番」「食事回数は減ったけど、お腹の肉は減らない」など、多くのコメントが上がっていた。
2023年には物価高騰などの影響により、ランチを食べられない層も増えた韓国。確かに、1日3食を食べることは金銭的に厳しいかもしれないが、まずは健康を重視してもらいたいものだ。
(文=サーチコリアニュース編集部)
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