紙媒体が徐々に淘汰され、ネットニュースが増えた現代。
ただ、読者によって好き嫌いがハッキリと分かれる。それは、お隣・韓国も同様だ。
8月22日、韓国メディア振興財団が「メディア問題」に公開した「国民のニュース回避」の調査結果によると、20歳以上韓国の国民3000人のうち、2162人(72.1%)が「ニュースを意図的に回避することがある」と答えたという。
年代的に見ると、50代が78.3%で最も高かった一方、20代が47.3%と最も低かった。
ニュースを回避すると答えた人の理由(複数回答可)としては、「政治的な事件や問題が多い時」(64.7%)が最多となり、「何度も似たような報道が続く時」(53.2%)、「社会葛藤問題が多い時」」(53.2)、「見たくない人のニュース」(51.9%)と続いた。
こうした結果に韓国内では、「政治問題に加えて、うんざりするようなジェンダー関連記事が多くてストレスを受ける」「政治家の汚職などが酷すぎるのでスポーツとかしか見なくなった」「信頼性の低いメディアが増えたから」「ニュースやメディアが視聴率や読者率を求める傾向が強まって、ただ過激なだけのものが増えたから」など、多くの意見が上がった。
ニュースですら「何を読むべきか」「何を読みたいのか」を自ら取捨選択していく時代となっている。見極める力を養っていかなければならない。
(文=サーチコリアニュース編集部)
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