もはや性善説ありきでは成り立たないのか…無人店舗を狙った犯罪が多発中の韓国、2年間で3倍に

2024年09月29日 社会
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新型コロナウイルス感染拡大によって、爆発的に増えた無人店舗。

【脱糞の瞬間!】取り出し口にウンチ、韓国の無人販売所トラブル

人件費の削減など事業を始めやすいというメリットもあるが、「人がいない」というリスクは無視できない。

窃盗や長時間の居座りなどトラブルに対して、監視カメラや巡回の強化など対策を講じてはいるものの、根本的に解決できているとは言い難いのが現状だ。

無人販売所
写真はイメージ(写真AC)

それは、お隣・韓国も同様なのだ。韓国では昨年3月時点で6323件の無人店舗が運営されていたことがわかっており、無認可営業も含めると10万件に達するだろうとも言われているが、正確な数字の把握は難しい。

また、韓国警察庁統計によると、無人店舗での窃盗件数は2021年の3514件から2022年には6018件と約1.7倍も増加し、2023年には1万847件と前年比1.8倍も増えた。2年間で3倍以上も急増していることが明らかになっている。

実際、今年9月にも、明け方に数店舗を巡回してレジのお金を窃盗するという事件が複数起きている。

こうした状況に韓国内では「我が国にはまだ早すぎる営業スタイルだった」「ここまで犯罪が多いのだから、何かしら対策しろとは思う」「入店時に身分証の提示とか必要なのでは?」など、多くの意見が上がった。

“性善説”によって成り立っていると言っても過言ではない無人店舗。当初は今の時代にマッチしているかとも思えたが、まだまだ早過ぎた、もしくはすでに無理なのかもしれない。

(文=サーチコリアニュース編集部)

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