アジアを代表する“巨大航空会社”へ…大韓航空とアシアナ航空の企業統合後、初めての役員人事を実施

2025年01月15日 経済
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韓進グループが大韓航空とアシアナ航空の統合後、初めての役員人事を実施した。

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1月15日、韓進グループは、ウ・ギホン大韓航空代表取締役社長と持株会社である韓進KALのリュ・ギョンピョ代表取締役社長を、それぞれ大韓航空の代表取締役副会長に昇進させる定期役員人事を行った。

これは2024年12月12日の大韓航空とアシアナ航空の合併後、初めてのグループ人事だ。

新任の大韓航空副会長となるウ氏は、ソウル大学経営学科、韓国科学技術院(KAIST)経営学科を卒業し、1987年に大韓航空に入社。2005年に旅客マーケティング担当常務に就任し、2010年に米州地域本部長を経て、2017年に代表取締役副社長、2019年に代表取締役社長を務めた。

今回の副会長昇進は、約4年にわたる大韓航空とアシアナ航空の統合作業を成功裏に遂行した功績が評価された結果だ。大韓航空における副会長の就任は、2019年にソク・テス副会長が退任して以来、約6年ぶりとなる。

大韓航空では、ウ副会長をはじめ、副社長2人、専務3人を含む計18人の役員昇進者が輩出された。

大韓航空
(写真=大韓航空)

アシアナ航空では、大韓航空旅客事業本部長のソン・ボヨン専務が新たに副社長に任命された。ソン副社長は高麗大学経済学科を卒業後、1988年に大韓航空に入社。独立国家連合(CIS)地域本部長、東南アジア地域本部長、米州地域本部長を歴任した。

ここ2年間、アシアナ航空を率いてきたウォン・ユソク代表取締役は顧問に就任する見通しだ。

また、大韓航空からアシアナ航空に移籍する役員人事も発表された。

ソン副社長のほか、企業結合完了直後にアシアナ航空に派遣されていたチョ・ソンベ資材・施設部門統括専務とカン・ドゥソク人力管理本部長専務も、アシアナ航空副社長に昇進した。このほか、専務4人、常務6人など計13人がアシアナ航空の役員に任命された。アシアナ航空内部からも専務と常務の計2人が昇進した。

アシアナ航空
(写真=アシアナ航空)

前述した韓進KALのリュ・ギョンピョ代表取締役社長も、大韓航空代表取締役副会長に昇進した。リュ副会長はソウル大学経営学科で学士・修士課程を修了し、公認会計士としてキャリアをスタートさせた。1990年に韓進グループ経営調整室に入社し、様々な役職を経て、2022年から韓進KAL社長を務めていた。

韓進グループは、大韓航空とアシアナ航空は今回の役員人事を通じて、統合航空会社として新たな飛躍を目指すことに重点を置いた」と説明した。

さらに「大韓航空とアシアナ航空は安全とサービスを基盤に、統合航空会社としての出発に備える計画だ」とし、「グローバル航空業界のリーダーとしての地位を一層強化し、韓国の航空産業の発展と競争力向上に尽力していく」と強調した。

(記事提供=時事ジャーナル)

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