少しでも有能な人材を確保するのは、企業の重要な課題ともいえる。そのため、多忙な業務時間を割いてまで新人面接を行う。
しかし、そんな企業側の思いを踏みにじる行為が「ドタキャン・バックレ」だ。
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エン・ジャパン株式会社が行ったアンケート調査によると、面接前の辞退(ドタキャン)を経験したことがある企業は92%にもなる。さらに、「当日にドタキャン・バックレしたことがあるか」という質問には、12%の人が「ある」と答えている。
10人に1人が「ドタキャン・バックレ」をするとなると、企業としてもたまったものではない。
こうした、企業側の苦しみはお隣・韓国でも深刻なようだ。
韓国の求人求職サイト「アルバ天国」が企業役員を対象にアンケート調査をした結果、なんと7.9%が「ドタキャン・バックレ」された経験があると答えた。
ちなみに、韓国では近年、バイトの面接や出勤日にバックレる行為が急増した結果、「ゴスティング」という新造語まで生まれている。
アンケートによると、「ドタキャン・バックレ」でもっとも多いのが、「無断欠勤するアルバイト(58.0%、複数回答)であり、その後、「面接に来ない(53.2%)」「出勤日当日に来ない(41.9%)」と続いた。
さらに、「ドタキャン・バックレ」が発生する原因に対して、「無責任なアルバイト支援(66.1%)」ともっとも多く、「無責任・人対不足(62.9%)」、「罰則を与えられないから(45.2%)」という回答が上がった。
日本のインターネット上では、「ドタキャン・バックレ」をする人を「バックラー」と呼んで笑いのネタにしている風潮があるが、実際にバックれられたらたまったものではない。
(文=サーチコリアニュース編集部)
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