「リアルメーター」のペ・チョルホ首席専門委員は、「文在寅ケアへの批判、労働・年金・教育分野改革など、前政権との本格的な差別化、および尹政府の国政方向提示が支持率急騰を作った主な要因」と分析している。
ここで言及されている「文在寅ケア」とは、文在寅(ムン・ジェイン)前大統領が導入した健康保険の保障内容を充実させるための政策で、財政が悪化した理由の一つとされてきたものだ。
「文在寅ケア」によって高額の検査などにも健康保険が適用され、患者の負担が減った反面、健康保険の支出は増大したため、MRIと超音波検査の治療費が10倍近く増えたとされている。
このように、現在の韓国はトップが国の行く末を提示したことで支持率がアップしたと分析されている。
支持率の低迷にあえぐ岸田総理も、国民の声を聞き、しっかりとした政策を実施してみてはいかがだろうか。
(文=サーチコリアニュース編集部K)