ながら運転とは、車の運転中にドライバーが運転以外のことをすることを指す。事故の要因になることもあり、日本では2019年12月から「厳罰化」がなされた。結果として減少は見せているようだが、完全に根絶できたわけではない。
実際、2022年中の携帯電話使用等にかかわる交通事故件数は1424件で、携帯電話の画像目的使用に起因する交通事故が700件と最も多く、次いでカーナビ等の注視が666件となっている。
こうしたながら運転による被害はお隣・韓国も頭を抱える問題なのだが、日本のように厳罰化していない影響からか、日本以上に大変な事態となっている。
11月14日、韓国道路公社が高速道路休憩所利用客1035人を対象に実施したアンケート調査の結果、90%以上のドライバーがスマートフォン使用の危険性を認知していると答えた。
実際、高速道路死亡者の統計をみると、前方注視怠慢による交通事故死亡率は2018年の34%から昨年の50%に継続的に増加している。
また、スマートフォンの使用中に事故が発生したり、危険な状況を経験した回答者は7.4%であり、実際のスマートフォンの使用で発生した事故の主な原因は、渋滞が40.4%で最も高い割合を示した。
こうした結果を受け、韓国ネット民の間からは「そしてスマートに命を落とすわけだ」「我が国は危険な運転するドライバーが多すぎる」など、悲嘆の声が多く上がっていた。
一瞬のよそ見が事故に繋がる。日本も韓国も関係なく、ながら運転は絶対にやらないことを心がけよう。
(文=サーチコリアニュース編集部)
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