慰安婦を「父親や叔父に売られた」「お金を稼いで帰ってきた」と表現した韓国教授への糾弾記者会見【全文】

2024年10月24日 政治
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慰安婦被害者について「父親や叔父に売られた」「強制的に連行されたのではなく金を稼いで帰ってきた」と述べた韓国の大学教授に対して、地域の道・市議員が怒りの声を上げた。

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「共に民主党」烏山(オサン)市地域委員会のチョ・ヨンホ、キム・ヨンヒ京畿道議員と、ソン・ギルヨン、ソン・ジニョン、チョン・イェスル市議員が最近、韓神(ハンシン)大学の前で記者会見を開いた。

彼らが問題視しているのは、韓神大学のユン教授だ。

道・市議員一同は「またしても歴史歪曲と親日売国的な発言を繰り返す教授が、烏山が誇る民族・民主大学である韓神大学から出た」とし、「ユン教授は学生たちとの授業で、済州4・3事件を“共産暴動”と歪曲し、5・18光州民主化運動については外部勢力の介入を主張した」と述べた。

また、「(ユン教授は)慰安婦被害者を『父親や叔父に売られた』と貶め、『強制的に連行されたのではなく、お金を稼いで帰ってきた』とまで主張した」と非難した。

糾弾記者会見
(写真=共に民主党・烏山市地域委員会)糾弾記者会見

道・市議員らは「韓神大学でこのような出来事が発生したという事実に、驚愕を禁じ得ない。このような歪んだ歴史観を持つ人物が、韓神大学の講壇に立つ資格がはたしてあるのか」と問いかけた。

そして「私たちは、ユン教授の反人倫的な妄言を決して黙過しない。韓神大学は直ちに後続措置を取るべきである。ユン教授の行為に対する強力な対応を求める」と強調した。

彼らも取り上げているが、韓国では定期的に慰安婦被害者に対しての発言が問題となる。日本でも出版されている書籍『帝国の慰安婦』で知られるパク・ユハ教授も、かつて慰安婦は「自発的な売春婦」「強制連行はなかった」と主張し、起訴されたことがある。

いずれにしてもユン教授にも厳しい批判が殺到しそうだ。

記者会見で朗読された声明書の全文は、以下の通り。

民族・民主精神を毀損、韓神大学ユン教授の反人倫的妄言を糾弾する。

延世大学のリュ・ソクチュン教授、慶熙大学のチェ・ジョンシク教授に続き、またしても歴史歪曲と親日売国的な発言を繰り返す教授が、烏山が誇る民族・民主大学である韓神大学から出た。

ユン教授は学生たちとの授業で、済州4・3事件を「共産暴動」と歪曲し、5・18光州民主化運動については外部勢力の介入を主張した。

ユン教授の妄言は、これにとどまらなかった。日本軍慰安婦被害者について「強制徴用された証拠はない」という二次加害的発言を続けた。慰安婦被害者は「父親や叔父に売られた」と貶め、「強制的に連行されたのではなく、お金を稼いで帰ってきた」とまで主張し、天人共怒する発言を躊躇わなかった。

事件後、メディアを通じて行った解明も、さらに衝撃的であった。「論理的な推論と経験的な観察」を説明した趣旨だったという解明は、時代を逆行する詭弁に他ならない。歴史的真実を覆し、日本の戦争犯罪に免罪符を与えるユン教授の発言は、人としての最低限の倫理さえも裏切る行為である。

特に民族・民主の韓神大学でこのような出来事が発生したという事実に、驚愕を禁じ得ない。このような歪んだ歴史観を持つ人物が、韓神大学の講壇に立つ資格がはたしてあるのか?

私たちは戦争性暴力と真っ向から闘い、平和の少女像を世界各地に建て、日本軍によって犠牲となった少女たちの痛みを記憶している。また、最近ノーベル文学賞を受賞したハン・ガン作家の作品が、5・18光州民主化運動や済州4・3事件を扱っている。このように世界的な標準となりつつある歴史的な流れの中で、ユン教授の発言は明らかに退行的である。

時代の流れと歴史的な事実を無視し、被害者たちを侮辱するユン教授が、はたして「教授」という肩書を持つ資格があるのか?

韓神大学は、不義に妥協したことのない民族の大学だ。その歴史は抗争と抵抗の象徴であり、ソン・チャングン先生、ムン・イクァン牧師、アン・ビョンム博士など、民族の先覚者たちが築いた基盤の上に立っている。今日、このような精神を侮辱する行為を黙って見過ごすことはできない。チャン・ジュンハの名が色褪せるほどだ。

私たちは、ユン教授の反人倫的な妄言を決して黙過しない。韓神大学は直ちに後続措置を取るべきである。ユン教授の行為に対する強力な対応を求める。

共に民主党・烏山市地域委員会の市道議員一同は、この事件を決して見逃さず、最後まで責任を追及する。

2024年10月21日 共に民主党・烏山市地域委員会 市道議員一同

(文=サーチコリアニュース編集部O)

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