日本の島根県が「竹島の日」20周年記念式典を計画していることについて、韓国側で反発の声が広がっている。
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島根県によると、第20回「竹島の日」記念式典、竹島・北方領土返還要求運動県民大会が2月22日に島根県民会館で開催される。
式典では、島根県知事の挨拶や感謝状贈呈、特別決議、講演会などが予定されている。関連行事としては、1月15日から「竹島資料室特別展示」が開催されており、2月20日には県庁地下食堂で「竹島カレー」が提供されるそうだ。
「竹島の日」は、1905年2月22日に竹島が管轄になったことを島根県が正式告示したことを記念し、島根県議会が2005年3月16日に制定した。以降、式典が2006年から毎年2月22日に開催されている。
こうした「竹島の日」の記念式典に対して、誠信(ソンシン)女子大学のソ・ギョンドク教授が批判の声を上げた。
ソ教授は2月13日、自身のフェイスブックで第20回「竹島の日」記念式典について取り上げ、「特に今年は、20周年を迎えることから特別展示会の開催など多様な行事が予定されており、冊子の発行や、島根県のケーブルテレビを通じた拡大放送も計画されている」と述べた。
続けて、「共同通信によると、自民党所属の新藤義孝衆議院議員が『竹島の日』行事に出席する政府関係者の格を閣僚級に引き上げ、行事を政府主催にすべきだと主張し、議論を呼んだ」と指摘した。
ソ教授は、日本が「竹島の日」行事を継続的に行ってきたことで、小中高の教科書に「竹島は日本固有の領土」との内容が入り、東京に「国立領土・主権展示館」が建てられたと伝えた。
そして「日本が真の韓日関係を望むのであれば、『竹島の日』の行事をまず廃止すべきだ」と強調し、「日本政府と地方自治体は、今からでも正しい歴史観を持ち、次世代に恥じない行動を取ることを願う」と要請した。
ソ教授の発言を受け、韓国のオンライン上では「韓国侵略の端緒となったのが独島(=竹島の韓国呼称)」「日本は根拠がないことを本当にたくさん主張する」「自分たちの領土ならパスポートなしで上陸できるはず。できないよね?」といった反応が寄せられた。
「竹島の日」は20回目を迎えるが、領土問題をめぐる日韓の対立は依然として根深い課題となっている。
(文=サーチコリアニュース編集部O)
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