「PKを献上したのもチャン・ヒョンスのパスミスが原因」
「失点の原因を辿ると、いつもそこにはチャン・ヒョンスがいる」
「もう試合に出なければいいのに…」
「チャン・ヒョンスもつらいのはわかる。だからもう代表には来ないでくれ」
「刺青を消せ。髪も染めるな。かっこつける前にサッカーを頑張れ」
ただ、それよりもショッキングなのは、韓国・青瓦台の国民請願コーナーに、チャン・ヒョンスを批判する声が挙がっていることだ。
しかも、その請願の中には、「チャン・ヒョンスの死刑」を求めるものまである。
「チャン・ヒョンスの代表資格をはく奪してほしい」
「チャン・ヒョンスを代表から永久除名してほしい」
「チャン・ヒョンスを入国禁止にしてほしい」
「チャン・ヒョンスを死刑にしてほしい」
といった具合だ。
国民請願は30日間に20万人以上の署名が集まる場合は、長官や首席秘書官を含む政府関係者が正式に回答を示さなければならないが、はたして賛同者は集まるのだろうか。
ただ、こうした批判に対し、「やりすぎだ」と指摘する声も挙がっている。
「悪いコメントを書きすぎると、選手の士気も落ちてしまう」
「頑張った結果なんだから、そう言うなよ」
「全部の責任をチャン・ヒョンスに押し付けるのはあまりに酷だ」
「失敗を責めるんじゃなくて、失敗したからこそもっと応援してあげようよ」
などがそうで、単に非難を浴びせるのではなく、建設的に意見しようという声が目立っている。
いずれにしても、スウェーデン戦をきっかけに、チャン・ヒョンスへの批判が殺到していることは間違いないが、上に挙げたような人格攻撃や誹謗中傷は、サポーターといえど許されるものではないだろう。
メディアも度が過ぎた非難を抑えるよう促している状況だが、それでも韓国サポーターはひどすぎる批判を続けるのか。注目したい。