2007年から毎年末、その年を輝かせた各分野の「今年の人物」を発表している韓国ギャラップ。
2021年7~8月、9~10月、11月の3回にわたって、韓国(済州を除く)の満13歳以上の5,103人を対象に、今年1年間活動した韓国の大衆歌謡歌手・グループの中でもっとも好きな歌手を3人まで聞いた(自由回答)結果、30代以下(13~39歳)ではBTSが45.6%の支持を得て1位になった。
2013年にデビューしたBTSは、最も影響力のあるグローバルアーティストに成長し、世界の音楽史で連日新しい記録を作っている。
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今年の発表曲『Butter』はアメリカのビルボード・メインシングルチャートで1位、イギリスとアメリカの主要メディアで「2021年最高の歌」に選ばれた。
また、アルバムの収録曲『Permission to Dance』は国際手話の振り付けを添えて世界の人々に暖かいエネルギーを伝えた。
最近「2021 AMA(American Music Awards)」でアジア歌手としては初めて大賞を受賞し、来年初めの「第64回グラミーアワード」を受賞するかにも関心が集まっているBTS。韓国ギャロップ選定の「今年の歌手」では2018年から4年連続1位となっている。
30代以下が選んだ今年の歌手2位は、IU(32.1%)だ。2008年にデビューした彼女は、ドラマでの演技やバラエティ番組出演も並行しているシンガーソングライターで、2011年から「今年の歌手」トップ10内の常連で、2014年と2017年には1位にもなった。今年は直接作詞した新曲『ライラック』、楽童ミュージシャンとコラボレーションした「落下」が好評だった。
3位はBLACKPINK(10.4%)、4位イ・ムジン(9.2%)、5位はイム・ヨンウン(7.0%)、6位はaespa(6.5%)、7位TWICE(5.3%)、そして楽童ミュージシャンとテヨンが8位(5.2%)、ブレイブガールズ(4.3%)が10位に入った。
30代以下で10位圏のほか、2.0%以上の回答があった歌手・グループは、SGワナビー(3.9%)、Oh MyGirl、Red Velvet(以上3.7%)、Heize(3.2%)、ヨンタク(2.5%)、ポールキム、MSGワナビー(以上2.4%)、チョン・ドンウォン、チョ·ジョンソク(以上2.3%)、チャン·ボムジュン(2.2%)、チョン・ソミ(2.1%)、EXO(2.0%)の計12人だった。
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