昨今、大きくてくっきりした二重まぶたの目は“美人顔”の必須条件だ。
韓国芸能人の中ではキム・テヒ、イ・ヨンエ、イ・ミンジョンなどがまさに典型的な美女そのもの。みんな吸い込まれそうな大きい目の持ち主で、涙でも流そうものならこっちまで泣きたくなるくらいだ。
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ところが最近、韓国芸能界に異変が起こりつつある。
いつの間にか目が細く、一重まぶたの女優たちが「かわいい」「美女」と言われるようになったのだ。今までの韓国芸能界における「美の基準」が少しずつ変化しているなか、その先頭に立っている彼女たちはドラマや映画界に引っ張りだこ状態。
いま人気絶頂の「一重まぶた女優」3人をチェックしてみよう。
まずはハン・イェリだ。1984年12月23日生まれ。
韓国芸術総合学校の舞踊科に在学していた2005年からインディーズ映画界で活躍。2012年の映画『ハナ 奇跡の46日間(原題:コリア)』が商業映画デビュー作となる。同作品で第49回百想芸術大賞映画部門新人女優賞を受賞した。
ブレイクのきっかけになったのは、ドラマ『六龍が飛ぶ』(2016年)のユンラン役。華麗なるアクションシーンで一躍注目を浴びた。
“北朝鮮訛り専門女優”といわれるほど北朝鮮出身のキャラクターを演じることも多い。『新世紀エヴァンゲリオン』『ONE PIECE』など、日本のアニメやマンガ好きで、新海誠監督の大ファンだそうだ。
次に紹介するのは今一番勢いのある女優、キム・ゴウン
1991年7月2日生まれ。2012年に映画『ウンギョ 青い蜜(原題:ウンギョ)』のヒロイン役で女優デビュー。
同作で大鐘賞の新人賞、青龍映画賞新人女優賞を受賞し、韓国映画界期待の新星に。以降、映画『モンスター』『チャイナタウン』『侠女、刀の記憶』、ドラマ『恋はチーズ・イン・ザ・トラップ』などで主演を務めた。
2016年に韓国で社会現象をも巻き起こしたドラマ『鬼<トッケビ>』のチ・ウンタク役で大ブレイクを果たす。
4歳の頃から10年間北京で暮らしており、中国語はもちろん英語にも堪能らしい。
そして最後は剛力彩芽似!? のパク・ソダムだ。
前出のキム・ゴウンとは韓国芸術総合学校演劇院の入学同期で、顔も似ている。
また、「日本の剛力彩芽に似ている」といわれることもあるらしい。芸能界の先輩俳優たちからは「絶対に整形するな」といわれるほど、個性派女優として活躍中の彼女は1991年9月8日生まれ。2013年からインディーズ映画などに出演していたが、2015年に映画『京城学校:消えた少女たち』『黒い師弟たち』『思悼(サド)』『ベテラン』などの興行映画に立て続け出演し、注目を浴びた。
2016年に青龍映画賞で助演女優賞を受賞。そして、映画『パラサイト』だ。
ポン・ジュノ監督やソン・ガンホと出会い、ジェシカ役でその存在感を発揮したパク・ソダム。世界的に評価されヒットした映画のメインキャストのひとりになった。
ドラマ『青春の記録』でもヒロインを務め、今や屈指の人気女優となったパク・ソダム。昨年12月に甲状腺乳頭がんの手術を受けたことを公表している彼女の一日も早い復帰と健康を祈らずにはいられない。
文=サーチコリア編集部
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