サッカーのU-23韓国代表が、“年下世代”の日本の選手たちになすすべなく完敗した。
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6月12日、ウズベキスタン・タシケントのパフタコール・スタジアムでU-23アジアカップ準々決勝が行われ、U-23韓国代表がU-21日本代表に0-3で敗れた。
この日の敗北で韓国はベスト4進出に失敗した。一方、準決勝に進出した日本は、開催国ウズベキスタンと決勝行きのチケットをめぐって争うことになった。
韓国は敗北よりも大きな残念さを残すことになった。フィジカルバトル、運動量で日本に上回られたことが最大の問題だ。
日本は猪突的なプレーを披露した。先制ゴールはJリーグの清水エスパルスで中核を担うMF鈴木唯人(20)が記録した。鈴木は今季リーグ戦で16試合に出場、3ゴールをマークしている。U-21日本代表でも中盤の要として活躍する鈴木は、先制点のほか3点目のゴールも記録した。
後半20分の2失点目でも日本の猪突的なプレーが見られた。韓国守備陣がクリアしきれなかった部分もあるとはいえ、FW細谷真大(20、柏レイソル)がこぼれ球に身体ごと飛び込み、ゴールネットを揺らした。細谷も今季リーグ戦で16試合6ゴールとブレイク中の次世代ストライカーだ。
鈴木、細谷のいずれも所属チームの中核として活躍する選手だ。韓国の守備陣と比べて決して体格も大きくないにもかかわらず、果敢にフィジカルバトルを挑み、競り負けることもなかった。細谷は177cm69kg、鈴木は175cm70kgだ。
韓国はボール支配率こそ56%で日本をリードしたが、猪突的なプレーでは日本の後れを取った。球際で戦うことができなかった結果が、屈辱の3失点として如実に表れることになった。
(記事提供=OSEN)
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