大谷翔平が3試合連続で先発勝利を収め、ロサンゼルス・エンゼルスを連敗から救い出したニュースに、韓国メディアがこぞって関心を示している。
スポーツ・芸能メディア『OSEN』は、「闘魂の108球、快心の13K、救世主・大谷がまたもやエンゼルスの連敗を止めた」と題した特集記事を掲載。
「シーズン最多108球を投げ、個人最多13奪三振で試合を支配した。前日、打者として個人最多8打点を記録したことに続き、この日は投手としてキャリアハイの記録を立てた」と始まり、「投手として8イニング2被安打1四球13奪三振無失点でシーズン6勝(4敗)目を挙げた。6月10日のボストン・レッドソックス戦の7イニング1失点でチームを14連敗脱出に導いた大谷は、6月17日のシアトル・マリナーズ戦でも6イニング無失点の好投で3連敗を止めた。この日まで最近3試合連続連敗だったが、先発勝利でエースの真骨頂を見せた」と評価した。
前日のカンザスシティ・ロイヤルズ戦に指名打者として出場し、4打数3安打2本塁打8打点と活躍した大谷はこの日、投手として登板し、シーズン最多108球の闘魂を発揮した。
球速は最高99.9マイル(160.8km)、平均96.9マイル(155.9km)。速球(24個)の球威も良かったが、スライダー(46個)、カーブ(16個)、スプリット(15個)、カッター(4個)など変化球の比重を高め、カンザスシティ打線を圧倒した。落差の大きいカーブだけで見逃し三振3つも奪い、新しい決め球の威力を知らせた。
打席でも大谷は3打数1安打2四球で3出塁に成功。直近3試合連続安打を続け、シーズン打率2割6分(265打数69安打)を維持した。
大谷の活躍に支えられ、エンゼルスもカンザスシティに5-0で勝利した。マイク・トラウト、ジャレッド・ウォルシュなど強打者たちが抜けた中、4番打者を務めた28歳の新人デビッド・マッキノンが2打数1安打2打点1四球と活躍。大谷の勝利を助けた。
カンザスシティ相手に危機を免れ、2連敗を止めたエンゼルスは34勝38敗となった。2連勝を終えたカンザスシティは25勝43敗をマークした。
(記事提供=OSEN)
前へ
次へ