男同士の恋愛を描いた「BL（Boy’s Love）」が注目を集めている韓国。
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かつては一部のマニア層が“日陰”で楽しむ徹底したマイナージャンルだったが、ここ1、2年の間に脚光を浴びるようになり、作品数もどんどん増えている。そこで今回は、これだけは抑えておいてほしいおすすめ韓国BLドラマを3選を厳選してご紹介する。
出演：ソン・ウヒョン、キム・ガンミン
監督：ファン・ダスル
自他ともに認める韓国のトップスター、カン・ソジュン（演者ソン・ウヒョン）はある日、スキャンダルに巻き込まれてしまう。そんな彼が世間の目から逃れ、身を潜めた場所は内気なシェフ、ハン・ジウ（演者キム・ガンミン）の家だった。
同居することになったソジュンと関わりたくないと思うジウだが、馴れ馴れしい性格のソジュンにひっきりなしに声をかけられる。そして、ソジュンのペースに吞み込まれ、料理も振る舞うことに。ぶつかり合いもつかの間、2人はいつしか一緒に過ごす時間が楽しくなり…。
2021年、韓国のBLドラマ界を大いに盛り上げた作品。何といっても主演俳優たちの演技が上手で、すんなりと物語に引き込まれる。いわゆる「喧嘩するうちに情が移る」パターンだが、両想いになるまでの過程が繊細な演出で描かれているのが特徴だ。
『To My Star』の大好評を受け、その1年後を描いた続編『To My Star2：僕たちの言えなかった話』（Rakuten TV、全10話）も2022年6月に公開。前編より深みが増したこちらも、強くオススメしたい。
出演：パク・ソハム、パク・ジェチャン
監督：キム・スジョン
コンピューター工学科の“陰キャ”で、存在感の薄い学生のサンウ（演者パク・ジェチャン）。自分なりに完璧なキャンパスライフを送っていた彼は、ある日、自己チューな先輩ジェヨン（演者パク・ソハム）と“エラーのような”出会いを果たす。その出会いがきっかけで、穏やかだったサンウのキャンパスライフは一変するのだが…。
両極端な性格で、犬猿の仲だった2人の大学生が、キャンパスのあらゆる場所で徐々に距離を縮め、恋に落ちていく姿に胸キュンが止まらない。
1話に約20～30分と短いが、主人公たちの気持ちの変化を柔軟に追うきめ細かな演出がファンから大好評。劇中でゲームを作ろうとするサンウだけに、状況をゲームに例えた2人のやりとりも斬新で面白い。これはまさに、キャンパスを舞台とした韓国BLドラマの最高峰だ！
出演：チョン・スンホ、ハン・セジン（旧芸名イ・セジン）
監督：パク・ソンジェ
裕福だが威圧的な父のもとで育った、マラソン界の有望株ジン・ウォン（演者チョン・スンホ）。高校マラソン大会新記録保持者でもある彼は、大学に入って突然スランプに陥ってしまう。そこで、彼に想いを寄せていた1年後輩のコ・サンハ（演者ハン・セジン）が、ペースメーカーとして起用され…。
『君の視線が止まる先に』の制作会社が手がけた、BLドラマ第2弾。1話あたり15分以内と短いが、笑いと切なさがギュッと詰まっていて結構見ごたえのある作品だ。
モテるけど無愛想な先輩と、そんな先輩が好きでド直球な後輩の駆け引きが、とにかく可愛いすぎる。爽やかな雰囲気とライトな内容なので、BL初心者には特におすすめだ。
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