一度目は、ネット上での物々交換トラブルだ。同価値の物品を交換しようと約束したが、クォン・ミナだけが5000万ウォン相当のバッグを送り、相手からは何も届かなかったという。その相手の連絡先や住所は偽のものだったそうだ。
そして2度目は、チャットレディのバイトだ。男性とチャットで会話をすることでポイントを稼ぎ、現金に換金するという仕組みだったが、換金するにはまず現金を払わなければならないとされ、それを信じて1500万ウォンを振り込んだのだ。
また金銭を騙し取られただけでなく、クォン・ミナが有名人だと知ったチャット運営側は、クォン・ミナが男性客に送った脚の写真をネットに広めると脅迫までしたという。
詐欺被害に遭ったクォン・ミナだが、以外にも世間の視線は冷ややかだ。
というのも、クォン・ミナはこれまで、数々の問題行動を起こしてきたことで“お騒がせタレント”の印象が強いからだ。
前述のいじめ騒動では被害者だったものの、そのほかの行動がよくなかった。当時の恋人とホテルの禁煙室で喫煙して炎上したことや、その恋人が二股したことで“極端な選択”を試みて病院に搬送されるなど、問題児のアイコンとなってしまった。
ここまでトラブル続きとなると、受け取る側も何が真実で何が嘘かわからないだろう。
実際、チャットバイトでの詐欺被害が報じられると、ネット上では「クォン・ミナは本当に愚か」「それなりに有名だったのでは。バイトするにしてもなんでそんなバイトを…」「クォン・ミナはとても残念だ。これまですべてがうまくいっていないようだが、あの人自身がとても不安定だと思う」「チャットのアルバイトでお金を稼ごうとしたことも、脚の写真を送ったことも、普通の社会的自立の認知がちゃんとある元気な人は試さないと思う…」など、辛辣な声も少なくない。
よくないニュースで世間を騒がせ続けるクォン・ミナだが、幸いまだ29歳と若い。これからの人生はまだまだ続くだけに、SNSや芸能界から離れ、穏やかに暮らしてもらいたいものだ。
（文＝サーチコリアニュース編集部K）
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