世界ランク1位の敗北に、日本のマスコミは残念な気持ちを禁じえなかった。
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韓国代表のチェ・セビン(23)は7月29日、フェンシング女子サーブル個人のベスト16でで、世界ランク1位の江村美咲(25)を15-7で破った。
この勝利で勢いに乗ったチェ・セビンは、続く試合で代表の“同僚”チョン・ハヨン(22)に15-14で逆転勝ちし、ベスト4入りを果たした。しかし、準決勝ではフランスのマノン・ブリュネ(28)に12-15で敗北。3位決定戦ではウクライナのオリハ・ハルランに14-15で惜敗し、メダル獲得に失敗している。
ただ、メダルこそ取れなかったものの、チェ・セビンの闘志と逆転勝利は韓国国民に感動を与えた。特に、世界1位の江村を破ったのは快挙だと言える。
一方、金メダルを確信していた日本は、江村の敗退に大きな衝撃を受けたようだ。その相手が韓国の無名選手という点まで強調している。
日本メディア『THE DIGEST』は、「衝撃の敗戦だ。世界ランク1位の江村が24位のチェ・セビンに敗れた。金メダル獲得が確実だった有望株がベスト8入りできなかった」と報道。続いて、江村の敗退理由について、「大きな期待を受けた江村は、開会式に日本の旗手として活躍した。今大会、日本の最有力金メダル候補だった。しかし、周囲からの重圧が想像以上に大きかったようだ。江村が気持ちを切り替えて団体戦で活躍してくれることを願う」と悔しさを飲み込んだ。
美貌と実力を兼ね備えた江村は、日本で絶大な人気を誇るフェンシングスターだ。そんな彼女が韓国選手に敗れたことで、日本列島に大きな衝撃が走ったようだ。
(記事提供=OSEN)
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