日本で相次ぐ道路陥没事故を「他人事とは思えない」としていた韓国、“予測されていた”道路陥没が発生

2025年02月12日 社会
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トラック運転手1人が安否不明となった埼玉県八潮市の大規模な道路陥没が話題を集めるなか、2月11日未明には千葉県大網白里市の住宅地で道路が陥没し、穴が生じて水が激しく噴き出す事故が発生した。

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日本で道路の陥没が相次ぐなか、韓国メディアも「日本の都市で40mの地盤陥没、1週間経過…大規模崩落の懸念依然として続く」(埼玉の件)、「日本でまた“地盤陥没”事故…今度は深夜の放水」(千葉の件)などと報じた。

韓国のオンライン上でも「老朽化した水道管の交換工事が、費用の問題でできなかったとは…これが本当に国なのか?」「ただでさえ地震が多いのに」「日本のインフラが崩壊している」といった反応が寄せられ、注目を集めている。

なかには「他人事とは思えない」といったコメントもあったが、時を同じくして韓国でも道路の陥没が発生した。

予測されていた道路陥没が発生

2月11日、消防当局と江原道江陵(カンヌン)市によると、同日午前4時38分頃、複合住宅建設現場近くの道路が突然沈下したのだ。

江陵市で発生した道路陥没
(画像=KBS)江陵市で発生した道路陥没

地盤沈下が未明に発生したため人的被害はなかったものの、駐車されていた車2台が陥没穴に落ち、後にレッカーで引き上げられた。

市によると、沈下した道路の面積は横10メートル、縦5メートル、深さは最大約1メートルに及ぶという。道路の復旧作業のため、周辺の道路まで掘削作業が行われ、事故現場周辺は混乱を極めた。復旧には数日かかる見通しだ。

注目すべきは、今回の江陵での道路陥没が事前に予測されていた点だ。

住民によると、2024年2月に該当アパートの建設工事が本格的に始まって以降、現場周辺では粉じんや騒音に加え、建物のひび割れや傾きなど、大小様々な苦情が相次いでいたという。

これを受け、住民たちは同年5月に「アパート建設現場被害対策委員会」を結成し、地方自治体や施工業者に対策を求めた。しかし、その後の住民の引っ越しなどにより、委員会は解散したという。

江陵市の関係者は「工事停止命令を出した後、施工業者に関連資料の提出を求めた」とし、「工事現場と事故の因果関係を把握し、工事の再開可否を判断するとともに、適切な対応を講じる」と述べた。

いずれにせよ、道路の陥没は二次被害を引き起こす可能性が高いため、早急な対策が求められる。

(文=サーチコリアニュース編集部O)

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