地域によって好みの味付けや料理は変わる。それが、国ならなおさらだ。
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お隣・韓国では、韓国人が好む食事についてのアンケート調査が行なわれた。
5月16日、韓国ギャロップ調査研究所は、設立50周年を記念して、「韓国人が好きな50種類」というテーマでのアンケート調査を実施。
まずは「食品編」として、去る3月22日から4月5日まで、全国満13歳以上1777人を対象にアンケートが行なわれた。その結果を見てみると、一番好きな韓国料理は、「キムチチゲ」（14％）となった。以降は、「プルコギ」（11％）、「味噌チゲ」（10％）、「キムチ」（9％）、「ビビンバ」（6％）などが続いている。
なお、2004年の調査時には「味噌チゲ」が圧倒的だったのだが、2014年に「キムチチゲ」に抜かれ、ついには「プルコギ」にも追い抜かれた。年代別に見ると、10～20代は「プルコギ」、30～50代が「キムチチゲ」、60代以上が「味噌チゲ」を好んでいるようだ。年齢別の違いを見る限り、この順位もいずれ変動するだろう。しかし、上位に食い込み続けるのは間違いない。
一方、2021年に韓国の農林畜産食品部が海外での韓国食消費者を調査した結果によると、人気の高い韓国料理は「韓国風チキン」（30.0％）が最も高く、「キムチ」（27.7％）、「ビビンバ」（27.2％）、「トッポッキ」（18.0％）、「キムバプ」（15.5％）という結果となった。
やはり、韓国人が好む食べ物と、海外の人が好む韓国料理には違いがあった。こうした差異はアルコールにも現れている。
実際、好きなアルコールに関するアンケートでは、およそ半数になる52％が「焼酎」と答え、その後は「ビール」（38％）、「マッコリ」（5％）、「ワイン」（4％）、「ウイスキー」（0.5％）と続いた。一方、日本では「ビール類」が圧倒的1位で、その後に「チューハイ」「ワイン」と続く。アルコールの好みだけでも日韓の違いは大きい。
中々、興味深い結果となった韓国人が好む食品アンケート。韓国の友人と食事をする際には参考にしてもいいかもしれない。
（文＝サーチコリアニュース編集部）
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