団塊世代にMZ世代など、同年代をひとまとめに呼ぶことは多くある。
そのうちの一つに、「マチュア(Mature)世代」というものが存在する。マチュアは成熟/円熟した大人のという意味の英語で、40代終盤から60代初めかつ、シニア世代よりも若い層を指す。
そんなマチュア世代に関して、お隣・韓国で興味深いアンケートが実施された。
6月3日、調査会社韓国リサーチは1960年代生まれ(満55~64歳)980人を対象にウェブ・モバイル調査を実施。その結果、回答者の3人のうち1人となる30.2%が、「将来は孤独死するだろう」と答えたことがわかった。
孤独死を心配する割合は、月の所得が200万ウォン(約23万円)未満の低所得層が49.9%と高くなっている。
また、回答者の98%が「今後の介護問題がますます深刻になる」と考えており、86%は「高齢者、障害者、患者に国家と社会が提供する介護サービスを今よりも拡大しなければならない」と答えた。
なお、韓国の1960年代生まれは850万人で、人口の16.4%にあたる。
こうした結果に、「子に捨てられる世代が生まれてしまった」「今結婚していない若者たちもいずれこうなる」「残念なのは、このデータは下の世代が年齢を重ねるたびに高まること」など、多くの意見があがった。
未婚率の高まる昨今、韓国のみならず、日本も孤独死問題からは目を背けられないだろう。
(文=サーチコリアニュース編集部)
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